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【全領域異常解決室】ヒルコの正体と神様の名前は?日本神話を基に黒幕を徹底考察!

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『全領域異常解決室』は、オカルトや超常現象をテーマにしたミステリードラマで、毎話ごとに新たな怪奇現象や謎が明かされていくスリリングな展開が魅力です。

その中でも特に注目を集めているのが、「ヒルコ」という謎の存在。犯行声明に登場したり、登場人物の背後に現れるヒルコの正体、一体何者なのでしょうか?そして、ドラマ全体を通じて暗躍している黒幕は誰なのか?今回は、日本神話をヒントにヒルコの正体と黒幕の行方を徹底的に考察していきます。

きゅんはむ
きゅんはむ

ヒルコって誰だろうね…?見てるとどんどん気になってきちゃうよ。八百万の神々って何だろう?登場人物が神様の名前に関係してるようだけど…?

きはむ
きはむ

八百万の神は、日本神道における多くの神々を指す総称だよ。日本神話は、古事記や日本書紀、風土記を指し、日本には古代より多くの神様がいるんだって!

  1. ヒルコとは何者か?日本神話に登場する「蛭児」の謎
  2. ヒルコは神か、人間か?ドラマ内のヒルコと犯行声明の関係
  3. 日本神道に見る「ヒルコ」の役割とドラマでの黒幕像
  4. 【最終回前考察】ヒルコの正体は誰?ドラマの伏線と登場人物たちの関係
    1. 宇喜之民生(小日向文世):怪しい役がハマるも、ヒルコに操られただけ?
    2. 豊玉妃花(福本莉子):ヒルコ確定と思わせて味方だった!
    3. 荒波健吾(ユースケ・サンタマリア):守護神か、それとも…?
    4. 【ヒルコ確定】二宮のの子(成海璃子):神になりそこなった人間?
    5. 寿正(野間口徹):ヒルコに利用された人間
    6. 【役小角確定】直毘吉道(柿澤勇人):最終回を前に採油力候補に!?
  5. 【最終回前考察】警察に内通者がいる!日本神話に基づくヒルコの真相と黒幕の行方
  6. 【最終回まで全網羅】全領域異常解決室メンバーの神様の名前一覧
    1. 興玉雅(おきたま みやび)→天石戸別神(アメノイワトノワケノカミ)
      1. 7話までは興玉雅=興玉神(オキタマノカミ)と名乗っていた
      2. 8話で興玉雅=天石戸別神と判明!興玉神はカムフラージュだった
    2. 雨野小夢(あまの こゆめ)→天宇受売命(アメノウズメノミコト)
    3. 芹田正彦(せりた まさひこ)→猿田毘古神(サルタビコノカミ)
    4. 宇喜之民生(うきの たみお)→宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)
    5. 【神ではなく呪術師・役小角】直毘吉道(なおび よしみち)
    6. 村主虎飛矢(すぐり こびや)→少名毘古那神(スクナビコナノカミ)
    7. 荒波健吾(あらなみ けんご)→荒波吐(アラハバキ)ただの人間!
    8. 豊玉妃花(とよたま ひめか) →豊玉毘売命(トヨタマビメノミコト)
    9. 生嶋未琴(いくしま みこと)→市寸島比売命(イチキシマヒメノミコト)
    10. 【病死】大隈邦男(おおくま くにお)→大国主神(オオクニヌシノカミ)
    11. 佃未世(つくだ みよ)→月読命(ツクヨミノミコト)
    12. 佐野速雄(さの はやお)→建速須佐之男命(タケハヤスサノオノミコト)
    13. 古戸沼人志(ことぬま ひとし)→一言主神(ヒトコトヌシノカミ)
    14. 日野克己(ひの かつみ)→火之迦具土神(ヒノカグツチノカミ)
    15. 大和田光男(おおわだ みつお)→大綿津見神(オオワタツミノカミ)
  7. 神隠しで消滅した5柱を紹介!彼らはそれぞれ次の神と交流があった
    1. 【神隠し1】大守浩志〈67〉→大物主神(オオモノヌシノカミ)
    2. 【神隠し2】石狩愛実〈29〉→伊斯許理度売命(イシコリドメノミコト)
    3. 【神隠し3】健実和生〈38〉→建御雷神(タケミカヅチノカミ)
    4. 【神隠し4】大月比呂佳〈51〉→大宜津比売神(オオゲツヒメノカミ)
    5. 【神隠し5】刀田楓真〈57〉→布刀玉命(フトダマノミコト)
  8. 【まとめ】ヒルコと黒幕の謎に迫る!日本神話に基づくキャラクター考察

ヒルコとは何者か?日本神話に登場する「蛭児」の謎

まず、「ヒルコ」という名前に注目してみましょう。

日本神話におけるヒルコ(蛭子)は、伊邪那岐(イザナギ)と伊邪那美(イザナミ)から最初に生まれた子どもですが、体が不自由だったため、「葦船に乗せられて流された」という悲しい逸話を持っています。このヒルコが後に「恵比寿神」として崇拝されるようになるものの、最初は異形の存在として扱われました。

参考:蛭子伝説(三重県)鹿児島県神社庁

きゅんはむ
きゅんはむ

葦船に乗せられて流されたなんて…ちょっとかわいそうな存在だよね。

きはむ
きはむ

うん、でもその後、恵比寿様として祭られるようになったってところが面白いよね!不完全から完全へ、っていう感じ?

このように、日本神話ではヒルコは不運で不完全な存在として描かれています。ドラマの中で登場する「ヒルコ」も、この神話のヒルコと同じく、異形や異常を象徴する存在として描かれている可能性が高いです。

ヒルコは神か、人間か?ドラマ内のヒルコと犯行声明の関係

ドラマの中では、ヒルコが犯行声明を出す存在として描かれています。1話では神隠し、2話ではキツネツキという日本古来の怪奇現象が取り上げられ、その背景には常にヒルコの存在があるかのように見えます。視聴者には、ヒルコがこれらの事件を操っているような印象が与えられています。

きゅんはむ
きゅんはむ

ヒルコが事件を操ってるって感じだけど、本当にヒルコが黒幕なのかな?そもそも日本古来の神様がネットで犯行声明って…??

きはむ
きはむ

うーん、なんかヒルコは単なる象徴で、実は誰か別の人物がその名を操ってるだけなんじゃないかって気もするよね!

この時点での考察としては、ヒルコ=黒幕と捉えるか、あるいはヒルコは象徴的な存在で、実際の黒幕は別にいるという2つの説が浮かび上がります。ここからは、その可能性を一つずつ掘り下げていきましょう。

日本神道に見る「ヒルコ」の役割とドラマでの黒幕像

日本神話において、ヒルコは不完全な存在として扱われていますが、後に商売繁盛の神「恵比寿」として登場し、完全な神へと転じていきます。ここでのポイントは、不完全から完全への変化です。

ドラマの中でのヒルコも、最初は不完全で神秘的な存在として描かれていますが、実は背後で多くの事件を操る黒幕としての顔があるのではないか、と推測できます。

きゅんはむ
きゅんはむ

ヒルコってただの不完全な存在かと思いきや、実は影で全部を操る天才だった…とかあるかも!?

きはむ
きはむ

日本古来の神様が実際に現代で犯罪を犯すの…?うわっ、それめっちゃ怖い!そんな大どんでん返しがあったら絶対に見逃せないね!

きゅんはむ
きゅんはむ

謎は謎のまま終わっている感じがあるから、ヒルコも謎のままで松宮瑠偉みたいに信じ込む人の中に存在するってことも…?

ヒルコがただのシンボルではなく、実際に事件を操る黒幕として登場する可能性が高まってきました。しかし、まだ全てが明らかになっていない中で、誰がヒルコを利用しているのか、どの人物が本当の黒幕なのかも視点を変えて考えてみましょう。

【最終回前考察】ヒルコの正体は誰?ドラマの伏線と登場人物たちの関係

最終回直前9話までのストーリーから、いくつかの黒幕候補が浮かび上がっています。

前半(5話)までで特に注目すべきは、宇喜之民生(うきの たみお)局長と、たびたび事件現場に現れる謎の女性・豊玉妃花(とよたま ひめか)でした。

そして、後半になってくるとヒミコはもしかして人間なのでは?との疑問が浮上。怪しい人物として警視庁捜査一課 ヒルコ専従班荒波健吾(あらなみ けんご)二宮のの子(にのみや ののこ最終回でヒルコと判明、そしてIT技術を駆使し神を特定できる人物として寿正(ことぶき ただし)の名前が挙がっています。

宇喜之民生(小日向文世):怪しい役がハマるも、ヒルコに操られただけ?

宇喜之は全領域異常解決室の局長であり、事件の全容を誰よりも把握している人物です。彼の言動からは、ヒルコという存在が現実か幻想かに対して慎重に扱っているように見えますが、同時に自らヒルコを利用している可能性も十分に考えられます。

3話では神に変わる存在として…と話した直毘吉道の言葉に「ふざけやがって」と答える宇喜之は、身体からエネルギーを発しているかのようにブワッと怒りの炎が見えました。

その他にも「人間を見下してる訳ではない」というセリフからは自身は人間寄りではないように感じられます。5話で判明したように、興玉が神であるならば、全決メンバー全員が神であるように考えれます。

宇喜之が神・宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)と6話で明かされ、8話最後でヒルコ側かと見えましたが、9話で操られているだけと判明しました。

きはむ
きはむ

局長ってさ、何か知ってそうで、全然本音を見せてない感じが怪しすぎるよね。ってゆーか、小日向文世さんが演じてる時点で怪しさ満点!

きゅんはむ
きゅんはむ

降り積もれ孤独な死よ」の灰川十三役を思い出す~!表向きはいい人っぽいけど、裏で糸を引いてるんじゃないかって疑いたくなる…。

結果的に、最終回まで宇喜之民生はヒルコ側ではありませんでした。

豊玉妃花(福本莉子):ヒルコ確定と思わせて味方だった!

次に注目したいのは、豊玉妃花です。彼女の名前は日本神話の豊玉姫に由来しており、豊玉姫は海の神として知られています。参考:豊玉姫神社

2話では最後、宇喜之と一緒に神社にいる姿があり、また登場するごとにたしなめられていることから推測すると、宇喜之と豊玉妃花は仲間で豊玉妃花の方がヒルコ(神)で宇喜之はそれを監督している立場(お世話係)のように見受けられます。

6話で、豊玉毘売命(とよたまびめのみこと)であると判明しています。

神話の中では神秘的な力を持つとされる豊玉姫が、ドラマ内での妃花とどのように結びつくかは興味深いポイントです。彼女は単なる目撃者ではなく、ヒルコや事件そのものに深く関わっている可能性があり、妃花自身が4話まではヒルコである可能性が高そうに見えました。

きはむ
きはむ

局長とも親密そうだし、そもそも事件現場に毎回登場するって怪しくない?怪しいよね!?…と思いきや、5話で全決を助けてくれ…まさかの味方だったなんて…っ!

結果的に、最終回まで豊玉妃花はヒルコ側ではありませんでした。

荒波健吾(ユースケ・サンタマリア):守護神か、それとも…?

警視庁捜査一課 ヒルコ専従班の班長で、警部。荒波は事件に非協力的で、全決との関係が微妙です。しかし、すぐに興玉の話す内容や言いたいことを見抜くなど、事件の全貌を理解している一面が見られます。

名前の由来が神話の「荒波吐(アラハバキ)」である可能性が高く、アラハバキは集落を疫病や戦争から守る神として知られています。そのため、荒波も「守護者」としての役割を担っているのではないかとの考察が出ています。

9話で登場するとされる、救世主、スサノオ(荒ぶる神)の可能性もありそうです。スサノオの正体は、小学生の子どもでした。≫スサノオの正体は佐野速雄

きゅんはむ
きゅんはむ

アラハバキ由来なら、荒波さんも「守る側」ってこと?でも、自分も神なら記憶があるはずだし全決に冷たい態度なのが気になる…。隠してることがありそう…!

≫救世主、スサノオ(荒ぶる神)は誰?全領域異常解決室、8話の考察はこちら

結果的に、最終回まで荒波健吾はヒルコ側ではなく、ただの人間でした。

【ヒルコ確定】二宮のの子(成海璃子):神になりそこなった人間?

警視庁捜査一課 ヒルコ専従班の警部補。全決に対して露骨に敵意を示し、協力を拒む二宮。彼女の名前が「卑弥呼(ヒミコ)」を連想させることから、一部では「彼女こそがヒルコではないか」との声もあります。

ヒルコ専従班でありながら、その存在を快く思っていないのが露骨に分かる二宮。果たして彼女は敵なのか、それとも隠された目的を持つ味方なのか?

日本神話のようにヒルコが、神としては不完全な存在とするならば、神の存在を知っている人間という可能性も考えられます。神になりそこなった自分の身近にいる、神々(全決)の存在に敵対心を持っているとも考えられます。

きはむ
きはむ

名前が「ヒミコ」っぽいだけで怪しまれてるけど、本当に彼女がヒルコなのか気になる~!敵だとしたら、ちょっと分かりやす過ぎる…?

結果的に、最終回で二宮のの子はヒルコと判明しました。ただし、一連の事件を引き起こしたのは、ヒルコを騙る役小角(直毘吉道)でした。

寿正(野間口徹):ヒルコに利用された人間

IT企業「テミスホールディングス」のCEOで、国家安全保障会議のIT部門メンバー。7話で初登場し、ヒルコ事件の核心に迫る重要人物として描かれました。

「神隠し」の犠牲者リストをIT技術で解析し、ターゲットを特定している姿から、彼がヒルコの黒幕、もしくはヒルコを追う協力者なのではないかと議論されています。

きゅんはむ
きゅんはむ

寿正さん、めっちゃキーマンじゃん!神を特定する技術とか、味方にしておきたい感じ。でも、それって逆にヒルコ側っぽくも見える…。

きはむ
きはむ

ってゆーかさ、野間口さんはいつも怪しい役で登場するけど…大ボスってことはなくて、裏に本物の黒幕がいるパターンじゃない?

≫荒波・二宮・寿の考察はこちら【全領域異常解決室】7話ネタバレ感想へ

結果的に、寿正はヒルコに利用された、ただの人間でした。

【役小角確定】直毘吉道(柿澤勇人):最終回を前に採油力候補に!?

内閣官房国家安全担当審議官。最終回目前の9話でヒルコ最有力に名乗りを上げました。直毘か二宮か、もしくは両者がヒルコと見られます。

≫ヒルコの正体は二宮、直毘、まさかの興玉!?最終回直前「全領域異常解決室」9話の考察

結果的に、最終回で一連の事件を引き起こしたのは、ヒルコを騙る役小角(直毘吉道)と判明しました。役小角(えんのおずぬ)は、飛鳥時代に神通力を得た伝説の呪術師で神ではなく人間です。

【最終回前考察】警察に内通者がいる!日本神話に基づくヒルコの真相と黒幕の行方

『全領域異常解決室』におけるヒルコの正体は、日本神話のヒルコと同様、異形で不完全な存在というテーマを持っています。しかし、ヒルコが本当に存在するのか、それとも誰かによって作られた幻想なのかはまだ明らかにされていません。

物語の進行とともに、ヒルコと黒幕の正体がどう描かれるのかに注目が集まっています。8話の予告では「警察に内通者がいる」と出ており、先でヒルコか?とした人物(荒波健吾、二宮のの子)が内通者の可能性も考えられます。

結局8話では警察側の内通者は確定されず、誰もが怪しく見えるまま終話しました。しかし、宇喜之民生(宇迦之御魂神)はヒルコ側と見て間違いなさそうです。

きゅんはむ
きゅんはむ

ヒルコの謎がどんどん明かされていくのが楽しみだね!ヒルコ専従班で唯一協力的な北野天馬刑事は…友好的なのは見せかけってこともある…?

きはむ
きはむ

うん、絶対に最後まで見逃せない!次の事件がどんなふうに繋がっていくのか、ワクワクするね!

【最終回まで全網羅】全領域異常解決室メンバーの神様の名前一覧

『全領域異常解決室』に登場するキャラクターたちの名前には、日本神話に登場する神々や伝説が多く含まれています。それぞれのキャラクターの名前が持つ意味や、物語の展開にどう関わってくるのかを考察していきます。これらの神話的背景が、物語の伏線となっている可能性が非常に高いです。

※こちらは1話から最終回まで、登場した神様をその都度追記していった一覧になります。

興玉雅(おきたま みやび)→天石戸別神(アメノイワトノワケノカミ)

7話までは「興玉神(オキタマノカミ)」とされていた興玉でしたが、8話で天石戸別神(アメノイワトノワケノカミ)と判明しました。

7話までは興玉雅=興玉神(オキタマノカミ)と名乗っていた

興玉雅の名前は、日本神話に登場する「興玉神」に由来しています。

「興玉神」は、道案内の神として知られる猿田彦命(サルタヒコノミコト)の別名とされています。サルタヒコは天孫降臨で道を案内した神で、進むべき道を示す存在です。

参考:二見興玉神社

興玉雅もドラマの中で事件の解決へと導く重要な役割を担っており、物事の真相を解き明かす「道案内役」としての象徴的な役割があると考えられます。

興玉神】という猿田毘古神が宿った岩が神格化した神様。人から漏れ出す“悪意”と“善意”を見定めることができる特殊能力を持つ。

引用元:全領域異常解決室

きゅんはむ
きゅんはむ

道案内の神がモデルってことは、興玉は常に真実に導いてくれる存在ってことか!そう考えると、興玉さんが導く先がすごく重要になってきそうだね。

8話で興玉雅=天石戸別神と判明!興玉神はカムフラージュだった

8話で、それまで「興玉神」と名乗っていた興玉が実は、神々を黄泉の国へ送ることができる特別な神「天石戸別神」と判明しました。

天石戸別神は、天照大神の隠れた姿を見出し、世界の光を取り戻す象徴的な役割を担った神として、重要な地位を持っています。岩戸神話は、日本神話の中でも最も有名なエピソードの一つであり、天照大神の復活により世界が再び光を取り戻すと同時に、天石戸別神は神々の協力を象徴する存在となりました。

参考:天岩戸神社

きはむ
きはむ

天石戸別神は、世界に光をもたらした重要な神とされているよ。その役割から「岩戸を開ける神」とも呼ばれているんだって!

きゅんはむ
きゅんはむ

何か道案内の神(興玉神)よりスゴそう…。9話予告でも“最重要の神”ってなってるし、ヒミコも天石戸別神の正体を知りたがってたよね?

雨野小夢(あまの こゆめ)→天宇受売命(アメノウズメノミコト)

雨野小夢の名前は、「天宇受売命(アメノウズメノミコト)」からきています。

アメノウズメは、天岩戸に隠れてしまった太陽神・天照大神を外へ連れ出すため、踊りを披露して神々を楽しませた女神です。

参考:國學院大學 古典文化学事業

彼女は芸能や踊りの神とされており、小夢がダンスを得意とする設定も、アメノウズメの神話とリンクしています。

小夢は、【天宇受売命】という日本神話に登場する有名な女神。芸能の神であり、日本最古の踊り子とも言われている。特殊能力は「縁結び」。人と人をつないだり、神様と神様を結びつける力があり、特定の神様の居場所を察知して呼び出すことができる。

引用元:全領域異常解決室

きはむ
きはむ

小夢のダンス好きって、ただの設定じゃなくて、ちゃんと神話に由来があったんだね!…演じている広瀬アリスさんは苦労した見たいだけど…。

きゅんはむ
きゅんはむ

キツネダンス可愛すぎたよね♪アメノウズメの役割を考えると、小夢が何か大きな謎を解く鍵になるかも?

芹田正彦(せりた まさひこ)→猿田毘古神(サルタビコノカミ)

芹田正彦も、サルタヒコノミコトが元になっている可能性が高いキャラクターです。

サルタヒコは天照大神の孫であるニニギノミコトが地上へ降り立つ際に道を案内した神として有名です。また、アメノウズメノミコトと結婚したとされる説もあります。

参考:猿田彦神社

芹田が小夢を全決に連れてきた「道案内役」としての役割は、このサルタヒコに由来するものです。

猿田毘古神】という交通安全の神様で、芹田の周辺では交通事故は起きない。そのため、デリバリーの仕事をしながら、町の安全を守っている。特殊能力は道案内で、目的地が分からなくても、依頼人が行きたい場所へ誘導することができる。

引用元:全領域異常解決室

きはむ
きはむ

頼まれればどこへでもなんでも運んでくれる芹田さん。小夢に優しいし、なんだか運命的なものを感じるかも?

きゅんはむ
きゅんはむ

そうだね、興玉が2人をひやかしているように見えるのも、もしかしてサルタヒコとアメノウズメの関係を暗示してんだね♪

宇喜之民生(うきの たみお)→宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)

宇喜之民生の名前は、穀物の神「宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)」に由来していると考えられます。

ウカノミタマは稲荷神社で祀られる神で、豊穣や食物の守護神とされています。

参考:コトバンク

ドラマの中で宇喜之が持つ知識や洞察力は、物事を育てる力としての象徴であり、彼の存在が物語における豊穣や解決の「鍵」となるかもしれません。

宇迦之御魂神】という農耕や食物の神として知られ、人間たちの間でも人気が高い稲荷神。また、商売繁盛の神様としても有名で、交わった人たちを繁盛させる力も持っている。

引用元:全領域異常解決室

きはむ
きはむ

宇喜之局長が稲荷神に関連してるってことは、全決の本部も神聖な場所ってことかな?

きゅんはむ
きゅんはむ

確かに神聖な場所っぽかったし、お金も相当かかってそうだよね?そう考えると、彼がどんな役割を果たすのか、ますます気になるね!

【神ではなく呪術師・役小角】直毘吉道(なおび よしみち)

直毘吉道の名前は、「直毘神(ナオビノカミ)」から来ていると予想しましたが、最終回で神ではなく飛鳥時代に神通力を得た伝説の呪術師・役小角(えんのおづぬ)=人間と判明します。

ちなみに、ナオビノカミとは:日本神話において、黄泉の国から戻ったイザナギが穢れを祓った際に生まれた神で、禍を直す力を持っています。

参考:コトバンク

直毘吉道も、ヒルコによってもたらされる混乱や恐怖を解決するために全決に協力を依頼しており、彼の名前が持つ意味と役割が一致しています。

6話で直毘吉道については、宇喜之局長により「彼は人間です」と言われていました。

きはむ
きはむ

9話で一気に、ヒルコの可能性が高まり、最終回でヒルコを名乗り一連の騒動を引き起こした黒幕と判明します。

村主虎飛矢(すぐり こびや)→少名毘古那神(スクナビコナノカミ)

全決の非正規職員コビーは、医薬の神とされる「少名毘古那神(スクナビコナノカミ)」です。

大国主神(オオクニヌシノカミ)の助力者として登場し、農業や医療、技術などさまざまな分野で人々に知恵や技能を授ける神とされています。「小さな神」や「技術の神」として知られています。 

参考:國學院大學 古典文化学事業

スクナビコナは「小さな英雄」とも言われることがあり、物理的には小さな体格であるにもかかわらず、その知恵や力によって大きな功績を挙げる存在とされています。特に、農業や建築、道具作り、または医療の技術などを象徴する神としても信仰されています。

きゅんはむ
きゅんはむ

“コビー”って、犬猫の胴が短い体型のことを言うよね?あだ名はそこから来てるのかなぁ…。なんか、ちっちゃくて可愛いね◎

荒波健吾(あらなみ けんご)→荒波吐(アラハバキ)ただの人間!

荒波健吾の名前には、「荒波吐(アラハバキ)」が関係していると見られ、神様かと思いましたが最終回でただの人間と判明。全決メンバーが神様という事実を知った荒波は、事件終息後に「事戸渡し」で神が存在した記憶を忘れさせられてしまいます。

ちなみにアラハバキは、集落を疫病や戦争から守る神とされています。

参考:国土交通省東北地方整備局

ドラマで荒波が捜査に加わり、事件解決に貢献する役割は、アラハバキが持つ防衛の神としての役割とリンクしている可能性があります。

きはむ
きはむ

全決のことを気に食わないって感じだけど、何だかんだ事件解決のために動いてくれる◎結局は人間だったけど、最終回も助けに駆けつけてくれました。

≫荒波健吾はスサノオ(荒ぶる神)の可能性も?全領域異常解決室:8話の考察

豊玉妃花(とよたま ひめか) →豊玉毘売命(トヨタマビメノミコト)

豊玉妃花の名前は、海神・豊玉姫に由来しています。

豊玉姫は、海の神であり、竜宮城に住む乙姫としても知られています。彼女はサメの姿を持つとも言われ、神秘的な力を持っています。

参考:豊玉姫神社

妃花が事件現場にたびたび現れる謎の多い存在であることや、バッグにサメのキーホルダーをつけている描写などが、豊玉姫の神話と結びついています。

豊玉毘売命】という水を自在に操る能力を持つ神の一柱。普段は、都内の神社で巫女の助勤をしている。

引用元:全領域異常解決室

きゅんはむ
きゅんはむ

ボクの中で妃花ちゃんと局長がとっても気になる存在だよ~。2人が組んで何か仕掛けてるようにも見えるよね!?

生嶋未琴(いくしま みこと)→市寸島比売命(イチキシマヒメノミコト)

5話で登場した千里眼の少女・未琴は、興玉により「市寸島比売命」だと判明しました。

日本神話に登場する女神で、特に宗像三女神(むなかたさんじょしん)の一柱として知られています。海上の守護神として信仰され、交通安全や航海の安全を司る神格を持つとされています。

参考:國學院大學

≫市寸島比売命が登場したのは「全領域異常解決室」5話!あらすじ詳細はこちら

【病死】大隈邦男(おおくま くにお)→大国主神(オオクニヌシノカミ)

6話で登場した大隈美容クリニック院長は、自身で大国主神だと名乗っていました。

大国主大神様をおまつりする出雲大社の神様で、病気やケガを治す能力があるとされていましたが、自身にはその効果はないようで病死しました。

参考:出雲大社

きはむ
きはむ

病気やケガを治せるから美容クリニック!全決のメンバーを見ていてもそうだけど、神様は自分の能力に合った職業に就いてるみたいだね。

きゅんはむ
きゅんはむ

6話に登場した犬塚真澄さんは、八百比丘尼(やおびくに)と言って伝説上の人物で尼さんだよ。不老不死になるため人魚の肉を食したんだとか!

≫大国主神が登場したのは「全領域異常解決室」6話!あらすじ詳細はこちら

佃未世(つくだ みよ)→月読命(ツクヨミノミコト)

7話で登場する佃未世は、夜の月の神です。月読命(ツクヨミノミコト)は、日本神話に登場する月の神で、天照大神(アマテラスオオミカミ)や素戔嗚尊(スサノオノミコト)とともに、三貴神の一柱とされています。

月読命は、主に夜を司る神として知られ、月の美しさや神秘性、または月の満ち欠けに関する神格を持っています。月読命は、古代の日本において、月の象徴やその影響力が深く信仰されていたことを反映しています。

参考:國學院大學 古典文化学事業

きはむ
きはむ

怪我した小夢ちゃんを治してくれたけど、どうやら人間に良い感情をもっていないよう。8話予告では人を殺したような予告になっていたよ。

≫月読命が登場したのは「全領域異常解決室」7話!あらすじ詳細はこちら

佐野速雄(さの はやお)→建速須佐之男命(タケハヤスサノオノミコト)

9話で登場する神はスサノオ、宿っているのは少年・佐野速雄(さの はやお)の身体です。

建速須佐之男命(タケハヤスサノオノミコト)は、日本神話に登場する神で、スサノオノミコト(須佐之男命)の別名または別の姿として扱われることがあります。特に、武勇や強さを象徴する神として知られ、スサノオの勇猛さや戦闘能力が強調された名前です。

参考:國學院大學 古典文化学事業

きゅんはむ
きゅんはむ

5話で登場した千里眼の少女(生嶋未琴)に宿った市寸島比売命(イチキシマヒメノミコト)は良い親に恵まれていたけど、速雄の親はとんでもなかったよね…。

≫スサノオが登場したのは「全領域異常解決室」9話!あらすじ詳細はこちら

古戸沼人志(ことぬま ひとし)→一言主神(ヒトコトヌシノカミ)

9話で直毘審議官の髪の毛を手にし、彼に変身した古戸沼人志(ことぬま ひとし)は、一言主神(ヒトコトヌシノカミ)とされています。

一言主神は、主に「一言」の力を司る神として知られています。名前の通り、一言の言葉や命令、または「言葉の力」に関連した神格を持っています。

言葉が持つ力、特に言霊(ことだま)を大切にする文化において、非常に重要な存在となっています。信仰的には、商売繁盛や交渉、口に関する問題の解決を願って祈る神として崇拝されました。

参考:一言主神社

きはむ
きはむ

こんな便利な能力があったら、悪用しそうなもんだけど…直毘審議官に化けた古戸沼さんは挙動不審すぎて、すぐバレちゃったよね。

日野克己(ひの かつみ)→火之迦具土神(ヒノカグツチノカミ)

最終回で全決のピンチに駆けつけてくれたのは、京都本部室長の日野克己(溝端淳平)とその戦闘員・大和田光男(真壁刀義)でした。

火之迦具土神(ヒノカグツチノカミ)は、日本神話に登場する火の神で、特に「火」の力を象徴する重要な神です。火の神としての性質を持ち、また火の創造やその破壊的な力を司る存在として描かれています。

その誕生においても、火の力が創造的な側面と破壊的な側面の両方を併せ持つことが強調されています。また、火之迦具土神の神話は、火の神の力を恐れつつも尊び、その力を使いこなすための祈りや儀式を行う日本人の信仰の一端を示しています。

参考:國學院大學 古典文化学事業

きゅんはむ
きゅんはむ

まさか全決が京都にもあったなんて!?“本部”って言ってたけど、京都は昔の都だから…もしかして京都が本部で東京が支部…!!?

きはむ
きはむ

いやいやいや…最終回に超絶気になるキャラを登場させるじゃん!?何なの??全決、絶対続編あるでしょ◎日野室長はすごい、京都の人っぽかったーーーッ!!

大和田光男(おおわだ みつお)→大綿津見神(オオワタツミノカミ)

全決京都本部の戦闘員で、豊玉毘売命(豊玉妃花)の父神・大綿津見神(オオワタツミノカミ)が最終回で登場!演じられているのは、プロレスラー真壁刀義(まかべ とうぎ)さんでした。

大綿津見神(オオワタツミノカミ)は、日本の海に関連する自然の力を司る神であり、海の深さや広さ、また海に関わる危険と恵みを象徴しています。彼は、漁業や航海の安全を祈る神として信仰され、海上での無事を願う多くの人々に崇拝されてきました。

参考:國學院大學 古典文化学事業

きゅんはむ
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妃花ちゃんが“パパ”って言ったの、超びっくり!大和田さんは漁師さんみたいな“ザ・海の漢”って姿で登場。現代では漁船とかに乗っていそうだったよ。

≫火之迦具土神&大綿津見神が登場したのは「全領域異常解決室」最終回!あらすじ詳細はこちら

神隠しで消滅した5柱を紹介!彼らはそれぞれ次の神と交流があった

最後に、ヒルコを名乗る人物が神隠しで消したとされる5柱の神々を紹介します。彼ら全員での交流は確認されていませんが、それぞれ次の神との交流が合ったことが確認されています。

【神隠し1】大守浩志〈67〉→大物主神(オオモノヌシノカミ)

  • 職業:関東医科大学理事長
  • 日時:4月5日(金)20:00-21:00に神隠し(死亡)

農業や商業、繁栄を司る神とされています。特に、出雲地方で信仰されている神であり、出雲大社の祭神としても知られています。大物主神は、創造や守護の神として、また豊穣や繁栄をもたらす神としても広く崇拝されています。

参考:國學院大學 古典文化学事業

【神隠し2】石狩愛実〈29〉→伊斯許理度売命(イシコリドメノミコト)

  • 職業:ジュエリーデザイナー・貴金属ネット通販会社CEO
  • 日時:5月14日(火)21:00-22:00に神隠し(死亡)

織物や衣服に関連する神、鏡を作った神として知られています。特に、天照大神(アマテラスオオミカミ)の命令を受けて、天の羽衣を織り上げたという伝説があり、織物や衣類に関する技術や知恵を司る神として信仰されています。

参考:國學院大學 古典文化学事業

【神隠し3】健実和生〈38〉→建御雷神(タケミカヅチノカミ)

  • 職業:政治家・元格闘家
  • 日時:6月23日(日)21:30-22:30に神隠し(死亡)

雷、戦、そして勝利を司る神です。彼は「雷神」や「武神」として広く信仰され、また力強い神としても知られています。雷神や武神としての力強いイメージを持つため、多くの神社で祀られ、特に勝負や戦い、力を祈る際に信仰されている神です。

参考:國學院大學 古典文化学事業

【神隠し4】大月比呂佳〈51〉→大宜津比売神(オオゲツヒメノカミ)

  • 職業:料理研究家
  • 日時:7月16日(火)20:30-21:30に神隠し(死亡)

彼女は全決で頻繁に食事をふるまっていましたが、神隠しにあったため大宜津比売神の和魂(ニギミタマ)は消滅しました。

食物、豊穣、調理、農業などを司る神として知られています。彼女は、食に関連する神として特に重要な神で、米や食物の豊かさをもたらす神として信仰されてきました。家庭や農村で豊かな食事と共に生活できるように祈られる存在でした。

参考:國學院大學 古典文化学事業

【神隠し5】刀田楓真〈57〉→布刀玉命(フトダマノミコト)

  • 職業:大手広告代理店「博通DK」代表取締役社長
  • 日時:9月5日に神隠し

食物、豊穣、調理、農業などを司る神として知られています。彼女は、食に関連する神として特に重要な神で、米や食物の豊かさをもたらす神として信仰されてきました。家庭や農村で豊かな食事と共に生活できるように祈られる存在でした。

参考:國學院大學 古典文化学事業

きゅんはむ
きゅんはむ

神としての記憶をなくす前、小夢ちゃんを呼び出した人。刀田さん自身も神隠しにあってるなら…誰かに操られていたのか、もしかして生きて黒幕の可能性も…?

最終回で、刀田はヒルコ(を騙った役小角・直毘)に操られていたことが判明します。

≫5柱について:詳しくは7話のあらすじを確認ください

【まとめ】ヒルコと黒幕の謎に迫る!日本神話に基づくキャラクター考察

『全領域異常解決室』に登場するキャラクターたちは、日本神話に登場する神々を元にして作られており、その名前や役割が物語の伏線となっている可能性があります。

ヒルコの正体が明らかになることで、登場人物たちの名前に隠された意味もさらに深まるでしょう。最終回で突如登場した京都本部の全決メンバー!魅力的なキャラクターだけに、続編や映画化への期待が高まります。

『全領域異常解決室』のヒルコの正体、そして黒幕が誰であるかは、日本神話をベースにしながらも、現代的なサスペンスとして描かれています。ヒルコがただの象徴的な存在で終わるのか、それとも背後に黒幕が潜んでいるのか、その答えはまだ分かりませんが、これからの物語がどのように展開するか見逃せません。

きはむ
きはむ

ヒルコの正体が明かされたら、ドラマのすべてが繋がる!最終回直前まで、情報は小出しにされて…こんなに気になるドラマは久しぶりだったよ◎

きゅんはむ
きゅんはむ

前半でヒルコ確定と思った妃花ちゃんは味方だったし…。本当に最終回まで分からなかった!しかも、意味深なラストに続編期待も高まってるよ◎

mina

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