歴代大河ドラマの視聴率ランキングを知りたい方へ!NHK大河ドラマは、日本の歴史をドラマチックに描き続ける国民的シリーズ。1963年の第1作『花の生涯』から2025年の『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』まで、60年以上にわたり数々の名作が生まれてきました。
本記事では、大河ドラマの歴代視聴率ランキングを【1963年〜2026年】の全作一覧、テレビ普及率(NHK受信契約数推移)、ネット普及率(2000年以降)とともに紹介。
- 視聴率の高かった名作は?
- 歴代ワースト視聴率の作品は?
- 時代ごとに最も人気を集めた作品は?
これらの疑問に答えるべく、10年で区切り年代ごとに視聴率の推移をランキング化!作品一覧とともに詳しく解説します。
年、タイトル、原作、脚本、時代、主人公、主演、語り、視聴率について、一覧表にまとめ、視聴率は平均・初回・最終回・最高・最低視聴率を網羅。年代別で最高視聴率をたたき出した最高傑作の他、ワースト順で分かりやすく図解しています。
さらに、視聴率をグラフで視覚的に比較し、時代ごとの変化もチェック!「大河ドラマの視聴率推移が知りたい」「ワースト&最高視聴率作品を知りたい」方にとって必見の内容です。

TV以外の娯楽も多く、視聴者も最近は配信で見ている人も多数!全作をランキングしたら、古い年代の作品が視聴率が高いのは当たり前だよね?

だから、10年ごとに区切りランキング形式で紹介するよ。早速、1963年からの歴代大河ドラマ視聴率ランキングを見ていきましょう!
※視聴率については、ビデオリサーチ発表によるNHK大河ドラマの過去の視聴率データを、テレビ普及率(NHK受信契約数推移)についてはNHK受信料窓口の統計データから算出しています。視聴率は地上波に限り、BS放送の視聴率は含みません。
≫【歴代大河ドラマ視聴率ランキング】2012年〜の作品概要、視聴率推移詳細はこちら
≫【歴代朝ドラ視聴率ランキング】1961年〜全作一覧:年代別人気作&テレビ史はこちら
この記事は、複数ページに分かれています。年代ごとの該当ページは下記になります。
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- 1ページ目:【1960年代~2020年代】年代別の最高視聴率の傑作&最低視聴率の面白くない作品、【1960年代の大河ドラマ一覧】視聴率ランキング!ワースト&最高傑作
- 2ページ目:【1970年代の大河ドラマ一覧】視聴率ランキング!ワースト&最高傑作
- 3ページ目:【1980年代の大河ドラマ一覧】視聴率ランキング!ワースト&最高傑作
- 4ページ目:【1990年代の大河ドラマ一覧】視聴率ランキング!ワースト&最高傑作
- 5ページ目:【2000年代の大河ドラマ一覧】視聴率ランキング!ワースト&最高傑作
- 6ページ目:【2010年代の大河ドラマ一覧】視聴率ランキング!ワースト&最高傑作
- 7ページ目:【2020年代の大河ドラマ一覧】視聴率ランキング!ワースト&最高傑、【歴代大河ドラマ視聴率ランキング】年代別ワースト&最高傑作まとめ
- 8ページ目:【歴代大河ドラマ視聴率ランキング】1963〜2026年全作一覧!最高傑作&ワースト作
【1960年代~2020年代】年代別の最高視聴率の傑作&最低視聴率の面白くない作品
まずはじめに、各年代・世代別の傑作(最高視聴率作)と面白くない不人気作(最低視聴率作)を一覧で紹介します。
年代 | 最高傑作 (最も視聴率が高いドラマ) | 面白くない作品 (最も視聴率が低いドラマ) |
---|---|---|
1960 | 赤穂浪士(1964年) 31.9% | 竜馬がゆく(1968年) 14.5% |
1970 | 草燃える(1979年) 26.3% | 花神(1977年) 19.0% |
1980 | 独眼竜政宗(1987年) 39.7% | 春の波涛(1985年) 18.2% |
1990 | 秀吉(1996年) 30.5% | 花の乱(1994年) 14.1% |
2000 | 篤姫(2008年) 24.5% | 武蔵 MUSASHI(2003年) 16.7% |
2010 | 龍馬伝(2010年) 18.7% | いだてん 〜東京オリムピック噺〜(2019年) 8.2% |
2020 | 麒麟がくる(2020年) 14.4% | 光る君へ(2024年) 10.7% |

これを見ると、1980年代が全盛期なのかな?それでは、歴代大河ドラマ全作品を振り返ってみましょう。
【1960年代の大河ドラマ一覧】視聴率ランキング!ワースト&最高傑作
1960年代の大河ドラマは、まさに「日本のテレビ史の幕開け」を飾る作品が並びます。1963年に始まった第1作『花の生涯』から、視聴率50%超えを記録した『赤穂浪士』まで、時代を象徴する名作が続きました。
1963~1969年の大河ドラマ一覧:原作・脚本・時代・主人公・主演リスト
年/月 | タイトル | 原作 | 脚本 | 時代 | 主人公 | 主演 | 語り | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1963/4-12 | 花の生涯 | 舟橋聖一 | 北条誠 | 幕末 | 井伊直弼 | 尾上松緑 | 小沢栄太郎 | 20.2 |
1964 | 赤穂浪士 | 大佛次郎 | 村上元三 | 江戸 | 大石内蔵助 | 長谷川一夫 | 竹内三郎 | 31.9 |
1965 | 太閤記 | 吉川英治 | 茂木草介 | 戦国 – 安土桃山 | 豊臣秀吉 | 緒形拳 | 平光淳之助 | 31.2 |
1966 | 源義経 | 村上元三 | 村上元三 | 平安 – 治承寿永乱 | 源義経 | 尾上菊之助 | 小沢寅三 | 23.5 |
1967 | 三姉妹 | 大佛次郎 | 鈴木尚之 | 幕末 | 永井家 三姉妹(むら・るい・雪) | 岡田茉莉子、藤村志保、栗原小巻 | なし(総集編:鈴木瑞穂) | 19.1 |
1968 | 竜馬がゆく | 司馬遼太郎 | 水木洋子 | 幕末 | 坂本龍馬 | 北大路欣也 | 滝沢修 | 14.5 |
1969 | 天と地と | 海音寺潮五郎 | 中井多喜夫、須藤出穂、杉山義法 | 戦国 – 安土桃山 | 上杉謙信 | 石坂浩二 | 中村允 | 25.0 |
【図解】1960年代大河ドラマ全作視聴率一覧:NHK受信契約数推移も
年/月 | タイトル | 主演 | 平均 | 初回 | 最高 |
---|---|---|---|---|---|
1963/4-12 | 花の生涯 | 尾上松緑 | 20.2 | 25.6 | 32.3 |
1964 | 赤穂浪士 | 長谷川一夫 | 31.9 | 34.3 | 53.0 |
1965 | 太閤記 | 緒形拳 | 31.2 | 35.2 | 39.7 |
1966 | 源義経 | 尾上菊之助 | 23.5 | 32.5 | 32.5 |
1967 | 三姉妹 | 岡田茉莉子、藤村志保、栗原小巻 | 19.1 | 27.0 | 27.0 |
1968 | 竜馬がゆく | 北大路欣也 | 14.5 | 22.9 | 22.9 |
1969 | 天と地と | 石坂浩二 | 25.0 | 23.5 | 32.4 |

年 | タイトル | 視聴率(%) | NHK契約数(合計) |
---|---|---|---|
1963 | 花の生涯 | 20.2 | 15,662,921 |
1964 | 赤穂浪士 | 31.9 | 17,132,090 |
1965 | 太閤記 | 31.2 | 18,224,213 |
1966 | 源義経 | 23.5 | 19,246,542 |
1967 | 三姉妹 | 19.1 | 20,270,487 |
1968 | 竜馬がゆく | 14.5 | 21,220,733 |
1969 | 天と地と | 25.0 | 22,087,548 |
1960年代大河ドラマ視聴率ランキング:最高傑作は「赤穂浪士」31.9%!
- 赤穂浪士(1964年) 31.9%
- 太閤記(1965年) 31.2%
- 天と地と(1969年) 25.0%
- 源義経(1966年) 23.5%
- 花の生涯(1963年) 20.2%
- 三姉妹(1967年) 19.1%
- 竜馬がゆく(1968年) 14.5%

視聴率トップは「赤穂浪士」の31.9%、最高視聴率は驚異の53.0%を記録!1963年のテレビ普及率は88.7%…2人に1人が見てるなんてスゴすぎる…!
1960年代大河ドラマ視聴率ワーストランキング:面白くないのは「竜馬がゆく」14.5%
- 竜馬がゆく(1968年) 14.5%
- 三姉妹(1967年) 19.1%
- 花の生涯(1963年) 20.2%
- 源義経(1966年) 23.5%
- 天と地と(1969年) 25.0%
- 太閤記(1965年) 31.2%
- 赤穂浪士(1964年) 31.9%

「竜馬がゆく」が平均視聴率14.5%でワースト1位に。しかし、坂本龍馬人気は続き、福山雅治主演の「龍馬伝」(2010年)では高視聴率(18.7%)を記録!
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