【2000年代朝ドラ一覧】視聴率ランキング!最高視聴率の人気作&最低視聴率のワースト作
2000年代の朝ドラは、平成時代の変化に対応しながら、多様な作品が登場した時代でした。沖縄を舞台にした『ちゅらさん』や、日本とハワイをつなぐ『さくら』など、地方色を強く打ち出した作品が人気を集めました。
また、双子の姉妹を主人公にした『だんだん』や、落語をテーマにした『ちりとてちん』など、従来の朝ドラとは異なる新たなジャンルへの挑戦も見られました。
一方で、全体的な視聴率の低下が進み、ついに平均視聴率15%を切る作品も登場。視聴者のライフスタイルの変化とともに、朝ドラのあり方が模索された時代でもありました。
2000~2009年の朝ドラ一覧:舞台・原作・脚本・主演・語り・視聴率リスト
年 | タイトル | 放送開始 | 放送終了 | 舞台 | 原作 | 脚本 | 主演 | 役名 | 語り | 視聴率 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
62 | 2000 | 私の青空 | 4月3日 | 9月30日 | 青森県大間町 / 東京都中央区 | 内館牧子 | 田畑智子 | 北山なずな | 久保純子 | 24.1 | |
63 | 2000 | オードリー | 10月2日 | 2001年3月31日 | 京都市(太秦) / 熊本県山鹿市 | 大石静 | 岡本綾 | 佐々木美月 | 岡本綾 | 20.5 | |
64 | 2001 | ちゅらさん | 4月2日 | 9月29日 | 沖縄県小浜島 / 那覇市 / 東京都 | 岡田惠和 | 国仲涼子 | 古波蔵恵里(上村恵里) | 平良とみ | 22.2 | |
65 | 2001 | ほんまもん | 10月1日 | 2002年3月30日 | 和歌山県本宮町 / 大阪府 / 京都府 | 西荻弓絵 | 池脇千鶴 | 山中木葉(松岡木葉) | 野際陽子 | 22.6 | |
66 | 2002 | さくら | 4月1日 | 9月28日 | ハワイ州オアフ島 / 岐阜県高山市 / 東京都江戸川区 | 田渕久美子 | 高野志穂 | 松下さくら(エリザベス・さくら・松下) | 大滝秀治 | 23.3 | |
67 | 2002 | まんてん | 9月30日 | 2003年3月29日 | 鹿児島県(屋久島) / 大阪府大阪市 | マキノノゾミ | 宮地真緒 | 日高満天(花山満天) | 藤村俊二 | 20.7 | |
68 | 2003 | こころ | 3月31日 | 9月27日 | 東京都(浅草) / 新潟県山古志村・小千谷市 | 青柳祐美子 | 中越典子 | 末永こころ(朝倉こころ) | 岸惠子 | 21.3 | |
69 | 2003 | てるてる家族 | 9月29日 | 2004年3月27日 | 大阪府池田市 / 長崎県佐世保市 | なかにし礼 | 大森寿美男 | 石原さとみ | 岩田冬子 | 石原さとみ | 18.9 |
70 | 2004 | 天花 | 3月29日 | 9月25日 | 宮城県仙台市 / 東京都(吉祥寺) | 竹山洋 | 藤澤恵麻 | 佐藤天花(鈴木天花) | 山根基世 | 16.2 | |
71 | 2004 | わかば | 9月27日 | 2005年3月26日 | 兵庫県神戸市 / 宮崎県日南市 | 尾西兼一 | 原田夏希 | 高原若葉(藤倉若葉) | 内藤裕子 | 17.0 | |
72 | 2005 | ファイト | 3月28日 | 10月1日 | 群馬県高崎市・中之条町(四万温泉) / 東京都 | 橋部敦子 | 本仮屋ユイカ | 木戸優 | 柴田祐規子 | 16.7 | |
73 | 2005 | 風のハルカ | 10月3日 | 2006年4月1日 | 大分県湯布院町・由布市 / 大阪府 | 大森美香 | 村川絵梨 | 水野ハルカ(猿丸ハルカ) | 中村メイコ | 17.5 | |
74 | 2006 | 純情きらり | 4月3日 | 9月30日 | 愛知県岡崎市 / 東京都 | 津島佑子 ※ | 浅野妙子 | 宮﨑あおい | 有森桜子(松井桜子) | 竹下景子 | 19.4 |
75 | 2006 | 芋たこなんきん | 10月2日 | 2007年3月31日 | 大阪府大阪市 | 田辺聖子※ | 長川千佳子 | 藤山直美 | 花岡町子 | 住田功一 | 16.8 |
76 | 2007 | どんど晴れ | 4月2日 | 9月29日 | 岩手県盛岡市 / 神奈川県横浜市 | 小松江里子 | 比嘉愛未 | 浅倉夏美(加賀美夏美) | 木野花 | 19.4 | |
77 | 2007 | ちりとてちん | 10月1日 | 2008年3月29日 | 福井県小浜市 / 大阪府大阪市 | 藤本有紀 | 貫地谷しほり | 和田喜代美(青木喜代美) | 上沼恵美子 | 15.9 | |
78 | 2008 | 瞳 | 3月31日 | 9月27日 | 東京都(月島) | 鈴木聡 | 榮倉奈々 | 一本木瞳 | 古野晶子 | 15.2 | |
79 | 2008 | だんだん | 9月29日 | 2009年3月28日 | 島根県松江市 / 京都府京都市 | 森脇京子 | 三倉茉奈 / 三倉佳奈 | 田島めぐみ(石橋めぐみ) / 一条のぞみ(花村のぞみ) | 竹内まりや | 16.2 | |
80 | 2009 | つばさ | 3月30日 | 9月26日 | 埼玉県川越市 | 戸田山雅司 | 多部未華子 | 玉木つばさ | イッセー尾形 | 13.8 | |
81 | 2009 | ウェルかめ | 9月28日 | 2010年3月27日 | 徳島県美波町 | 相良敦子 | 倉科カナ | 浜本波美(山田波美) | 桂三枝 | 13.5 |
【図解】2000年代朝ドラ全作視聴率一覧:NHK受信契約数推移も解説
年 | タイトル | 主演 | 平均 | 初回 | 最高 |
---|---|---|---|---|---|
2000 | 私の青空 | 田畑智子 | 24.1 | 23.9 | 28.3 |
2000 | オードリー | 岡本綾 | 20.5 | 23.2 | 24.0 |
2001 | ちゅらさん | 国仲涼子 | 22.2 | 21.3 | 29.3 |
2001 | ほんまもん | 池脇千鶴 | 22.6 | 23.1 | 25.1 |
2002 | さくら | 高野志穂 | 23.3 | 20.3 | 27.5 |
2002 | まんてん | 宮地真緒 | 20.7 | 20.3 | 23.6 |
2003 | こころ | 中越典子 | 21.3 | 22.5 | 26.0 |
2003 | てるてる家族 | 石原さとみ | 18.9 | 20.9 | 22.0 |
2004 | 天花 | 藤澤恵麻 | 16.2 | 18.6 | 20.0 |
2004 | わかば | 原田夏希 | 17.0 | 18.9 | 19.9 |
2005 | ファイト | 本仮屋ユイカ | 16.7 | 16.9 | 21.9 |
2005 | 風のハルカ | 村川絵梨 | 17.5 | 18.3 | 21.3 |
2006 | 純情きらり | 宮﨑あおい | 19.4 | 17.7 | 24.2 |
2006 | 芋たこなんきん | 藤山直美 | 16.8 | 20.3 | 20.3 |
2007 | どんど晴れ | 比嘉愛未 | 19.4 | 14.9 | 24.8 |
2007 | ちりとてちん | 貫地谷しほり | 15.9 | 17.1 | 18.8 |
2008 | 瞳 | 榮倉奈々 | 15.2 | 16.5 | 18.5 |
2008 | だんだん | 三倉茉奈 / 三倉佳奈 | 16.2 | 16.8 | 18.7 |
2009 | つばさ | 多部未華子 | 13.8 | 17.7 | 17.7 |
2009 | ウェルかめ | 倉科カナ | 13.5 | 16.0 | 20.6 |
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年 | タイトル | 視聴率(%) | NHK契約数(合計) |
---|---|---|---|
2000 | 私の青空 | 24.1 | 37,273,692 |
2000 | オードリー | 20.5 | |
2001 | ちゅらさん | 22.2 | 37,678,546 |
2001 | ほんまもん | 22.6 | |
2002 | さくら | 23.3 | 37,952,740 |
2002 | まんてん | 20.7 | |
2003 | こころ | 21.3 | 38,156,694 |
2003 | てるてる家族 | 18.9 | |
2004 | 天花 | 16.2 | 37,921,228 |
2004 | わかば | 17.0 | |
2005 | ファイト | 16.7 | 37,512,314 |
2005 | 風のハルカ | 17.5 | |
2006 | 純情きらり | 19.4 | 37,547,418 |
2006 | 芋たこなんきん | 16.8 | |
2007 | どんど晴れ | 19.4 | 37,803,825 |
2007 | ちりとてちん | 15.9 | |
2008 | 瞳 | 15.2 | 38,202,289 |
2008 | だんだん | 16.2 | |
2009 | つばさ | 13.8 | 38,932,215 |
2009 | ウェルかめ | 13.5 |
2000年代のテレビの歴史:デジタル化と多様化の時代
2000年代は、日本のテレビ放送がアナログからデジタルへ移行する過渡期でした。2003年に地上デジタル放送が開始され、全国的な普及が進みました。そして、2011年の完全移行に向けて、家庭のテレビ受信環境が大きく変わる時代でした。
デジタル放送の開始と視聴環境の変化
- 2003年12月に東京・大阪・名古屋の三大都市圏で地上デジタル放送がスタートし、その後全国へと広がりました。
- ハイビジョン対応のテレビが普及し、高画質な映像を楽しめるようになりました。
- EPG(電子番組表)が導入され、録画予約の利便性が向上しました。
このような技術の進歩により、従来の「リアルタイム視聴」から「録画視聴」へと視聴スタイルが変化し始め、朝ドラのような毎朝決まった時間に放送される番組の視聴率に影響を与えました。
BS・CS放送の拡充
- BSデジタル放送が2000年に開始され、民放系BS(BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSテレ東、BSフジ)も開局。
- CS放送の専門チャンネルも増加し、多チャンネル時代に突入。
これにより、地上波放送の独占的な地位が揺らぎ始め、視聴者の選択肢が広がりました。特に、スポーツや映画、アニメの専門チャンネルが人気を集め、朝ドラの視聴層にも影響を与えた可能性があります。
バラエティ・ドラマの新時代
- バラエティ番組では『トリビアの泉』『水10!ワンナイR&R』『リンカーン』など新しいスタイルの番組が登場し、ゴールデンタイムの視聴習慣に変化が見られました。
- ドラマでは、月9を中心に『HERO』『花より男子』『ごくせん』などヒット作が誕生し、連続ドラマの人気が続く一方、朝ドラの視聴者層の分散が進みました。
インターネットとSNSの普及
- 2000年代中盤からYouTube、ニコニコ動画、ブログなどのネットコンテンツが急成長。
- 2007年にiPhoneが登場し、スマートフォンの普及が進む。
インターネットの普及により、特に若い世代がテレビ離れを加速させ、リアルタイム視聴の減少が朝ドラの視聴率低下にも影響を与えたと考えられます。
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テレビ以外の娯楽がいっぱい登場した時代。今ではみんなが当たり前に利用している、YouTubeやiPhoneが誕生しました。
2000年代のテレビと朝ドラの関係
2000年代は、テレビ放送がデジタル化へと移行し、多チャンネル化が進むと同時に、インターネットや録画視聴の影響で視聴習慣が変化した時代でした。朝ドラもこの流れに巻き込まれ、視聴率が全体的に低下。
しかし、その中でも『ちゅらさん』『私の青空』などの作品は高い支持を集め、新しいテーマに挑戦する動きも見られました。朝ドラが時代とともに進化し続けるターニングポイントとなったのが2000年代だったと言えるでしょう。
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ランキングを見ていると、視聴率の高い作品は2000年代前半で年々視聴率が落ちているのが明らかに!時代の変化が大きかった時期だと分かります。
【2000年代】朝ドラ視聴率ランキング:最高視聴率の人気作は「私の青空」24.1%!
- 私の青空(2000年) 24.1%
- さくら(2002年) 23.3%
- ほんまもん(2001年) 22.6%
- ちゅらさん(2001年) 22.2%
- こころ(2003年) 21.3%
- まんてん(2002年) 20.7%
- オードリー(2000年) 20.5%
- 純情きらり(2006年) 19.4%、どんど晴れ(2007年) 19.4%
- てるてる家族(2003年) 18.9%
- 風のハルカ(2005年) 17.5%
- わかば(2004年) 17.0%
- 芋たこなんきん(2006年) 16.8%
- ファイト(2005年) 16.7%
- 天花(2004年) 16.2%、だんだん(2008年) 16.2%
- ちりとてちん(2007年) 15.9%
- 瞳(2008年) 15.2%
- つばさ(2009年) 13.8%
- ウェルかめ(2009年) 13.5%
【2000年代】朝ドラ視聴率ワーストランキング:面白くない?最低視聴率は「ウェルかめ」13.5%
- ウェルかめ(2009年) 13.5%
- つばさ(2009年) 13.8%
- 瞳(2008年) 15.2%
- ちりとてちん(2007年) 15.9%
- 天花(2004年) 16.2%、だんだん(2008年) 16.2%
- ファイト(2005年) 16.7%
- 芋たこなんきん(2006年) 16.8%
- わかば(2004年) 17.0%
- 風のハルカ(2005年) 17.5%
- てるてる家族(2003年) 18.9%
- 純情きらり(2006年) 19.4%、どんど晴れ(2007年) 19.4%
- オードリー(2000年) 20.5%
- まんてん(2002年) 20.7%
- こころ(2003年) 21.3%
- ちゅらさん(2001年) 22.2%
- ほんまもん(2001年) 22.6%
- さくら(2002年) 23.3%
- 私の青空(2000年) 24.1%
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多少前後あるものの、2000年代は年々視聴率は下がってきている傾向。生活様式の変化が、視聴率から最も分かりやすい時代です。
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