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【あんぱん実在モデル】六原永輔(藤堂日向)=永六輔!やなせたかしに依頼した『見上げてごらん』舞台裏実話

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朝ドラ『あんぱん』に登場する 六原永輔(藤堂日向)。ひらめき型の天才で、ちょっと変わり者な演出家として描かれるこのキャラクターには、実在のモデルがいます。

それが、昭和の名作詞家・放送作家永六輔さん。永六輔と、やなせたかし・いずみたくの出会いから始まった舞台『見上げてごらん夜の星を』の裏側は、ドラマの重要なモチーフになっています。

を、分かりやすく解説します。

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【実在モデル解説】六原永輔のモデル=永六輔とは?

朝ドラ『あんぱん』に登場する“天才キャラ”六原永輔。実在モデルは、昭和を代表する作詞家・放送作家・永六輔(えい ろくすけ)さんです。

代表作にヒット曲多数!永六輔ってどんな人物?

婦人生活社 撮影者不明 - 婦人生活社『婦人生活』2月号(1966)より, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=59164202による

永六輔さんは1933年東京生まれ。作詞家・構成作家・タレントと多彩な顔を持ち、戦後日本のカルチャーを形作った人物のひとりです。

代表作には、『上を向いて歩こう』『見上げてごらん夜の星を』『こんにちは赤ちゃん』 といった国民的ヒット曲。坂本九の歌で知られるこれらの曲は、いまも幅広い世代に歌い継がれています。

さらに、46年続いたラジオ番組『誰かとどこかで』ではパーソナリティを務め、リスナーから「永さん」と親しまれました。いわゆる“国民の声”とも言える存在感で、放送界や音楽界に大きな足跡を残したのです。

きはむ
きはむ

あの“上を向いて歩こう”も“見上げてごらん夜の星を”の作詞も手掛けた永さん。え?代表作がビッグすぎてヤバい…!

出会いのきっかけは、雑誌記事の一行!やなせたかしとの実話エピソード

そんな永六輔さんが、後に『アンパンマン』の作者となるやなせたかしと深く関わっていきます。きっかけは、やなせが書いたインタビュー記事の一行。

雑誌インタビューで歌手・丹下キヨ子に「最近注目している人は?」と尋ねた際、彼女が答えた言葉――「若い人では永六輔がいいわね」。この一文を、やなせはそのまま記事にしました。

するとなんと、1960年。その記事を読んだ永六輔本人が、やなせの自宅(東京・荒木町)を突然訪問してきたのです。

きゅんはむ
きゅんはむ

えっ、いきなり家に来る!?超行動派すぎてビックリ。有名人がいきなり自宅訪問…受けた側はドッキリかと思っちゃうよ~。

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【実話エピソード】『見上げてごらん夜の星を』舞台裏とやなせたかし

永六輔の突然の訪問が、やなせの人生を大きく変えました。そこで切り出されたのが、後に伝説となる舞台『見上げてごらん夜の星を』の話です。

舞台美術を依頼した“ぶっとび訪問”

永六輔がやなせ宅を訪れ、開口一番に言ったのは――

これにはやなせも絶句。

きはむ
きはむ

「えっ、舞台装置なんてやったことないんですけど!?」と慌てるやなせさん。

実際、やなせは舞台美術の経験ゼロ。ミュージカルすら見たことがなかったそうです。しかし永さんは軽やかに返しました。

きゅんはむ
きゅんはむ

天才的なひらめきと、人を巻き込む力で、初対面のやなせさんを“いきなり大舞台”に引っ張り出した…!?永さんって、すごすぎる…!

大阪フェスティバルホールでの奮闘と舞台成功

こうして1960年、やなせは大阪フェスティバルホールへ。待っていたのは、演出:永六輔、作曲:いずみたくという豪華スタッフ陣と、プロの舞台現場でした。

やなせが任されたのは、舞台装置…ではなく、巨大な舞台装置の色塗り。三越百貨店時代に大看板を描いていた経験を生かし、泥絵の具で汗だくになりながら作業しました。(本人いわく「上半身ハダカにステテコ姿、今思うとだらしない格好だった」とのこと。)

きはむ
きはむ

なぜかお願いされた舞台装置は、すでに出来上がっていたそう。でも真剣に作業してたから、周囲からは“熱心な美術家”に見えたんだって◎

結果、『見上げてごらん夜の星を』は大成功。主題歌は後に坂本九が歌い、日本レコード大賞を受賞、永遠の名曲となります。

そしてこの現場が、やなせにとって舞台美術の第一歩であり、永六輔・いずみたくとの友情の始まりでもあったのです。

きゅんはむ
きゅんはむ

永さん、やっぱりただの変わり者じゃなかった…。人の才能を見抜き、いきなり大舞台に連れていける“本物の天才”だったんだね◎

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【運命の出会い】友情トリオ誕生:永六輔×いずみたく×やなせたかし

『見上げてごらん夜の星を』の舞台をきっかけに、永六輔・いずみたく・やなせたかしの3人は一気に距離を縮めます。

永六輔は舞台演出、いずみたくは作曲、やなせたかしは舞台美術――立場は違えど、互いの才能を尊敬しあう“同志”になっていったのです。

きはむ
きはむ

生涯の友、いずみたくさんと引き合わせてくれたのが永六輔さん。一緒に仕事しただけじゃなくて、運命的な出会いの舞台でもあったんだね◎

この関係が続いたからこそ、後に生まれたのが名曲『手のひらを太陽に』です。作詞:やなせたかし、作曲:いずみたく、歌唱:宮城まり子――という、夢のような組み合わせ。

きゅんはむ
きゅんはむ

学校で習った『手のひらを太陽に』に繋がる出会い…。やなせさんを作詞家として開花させたのは…永さんの力も大きかったよね◎

つまり、『見上げてごらん夜の星を』から始まった3人の交流は、日本の音楽・アニメ・舞台文化に大きな影響を与えたと言えるでしょう。

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【キャストは藤堂日向】ひらめき型の天才!?朝ドラ『あんぱん』の六原永輔

ドラマ『あんぱん』に登場する六原永輔(ろくはら えいすけ)は、ひらめき型の天才演出家で、少し変わり者というキャラクターです。

劇中では、嵩(やなせたかしモデル)に突然「舞台美術をやってくれ!」と依頼するなど、唐突な行動が目立ちますが、それがまた魅力的。

きはむ
きはむ

あの“ふらっと来て大きいこと頼む”感じ、めっちゃ印象に残る!あれこそ永六輔のリアルな行動力。ドラマでもキャラの個性が光ってる✨

六原永輔は、嵩にとっても、ドラマ全体にとっても “新しい扉を開く存在” になっています。

キャスト・藤堂日向のプロフィール

この六原永輔を演じているのが、俳優・藤堂日向(とうどう ひなた)さんです。

  • 生年月日:1995年11月24日
  • 出身地:愛知県
  • 身長:176cm
  • 所属事務所:テアトル・ド・ポッシュ
  • デビュー年:2017年(舞台『いつか、どこかに』)

舞台『毛皮のマリー』(2019年)、映画『神回』(2023年)、ドラマ『いきなり婚』(2024年)、映画『東京リベンジャーズ』シリーズなど、舞台・映画・ドラマで幅広く活躍中です。

趣味は園芸やゲーム、特技はサーフィンやキックボクシング、さらにギターやドラムも得意という多才ぶり。

きゅんはむ
きゅんはむ

え、サーフィンもできて楽器も弾けるって…リアル天才型!?多才さが、六原永輔みたいな“自由な天才キャラ”にピッタリだね◎

実話とのリンクポイント

ドラマ『あんぱん』の六原永輔は、実在の 永六輔 の行動やエピソードを多く取り入れています。

  • 突然、嵩(やなせモデル)の家を訪ねて舞台依頼するシーン
    → 永六輔本人がやなせたかしの自宅に押しかけて「舞台装置をやってほしい」と頼んだ実話を再現。
  • 舞台の現場で次々にひらめきを見せる様子
    → 永六輔の天才肌な演出家ぶりを踏まえた描写。
  • 少しクセがあるけど憎めないキャラ性
    → 本物の永六輔の“親しみやすい変人”感を踏まえている。
きはむ
きはむ

なるほど、あの“ドラマっぽい出来事”って、全部実話だったんだ…。六原永輔のシーンを観るときは、実在の永六輔を重ねるともっと楽しめるね♪

こうして、フィクションと史実が絶妙に重なったキャラクターとして、六原永輔は『あんぱん』の中でも特に魅力的な存在になっているのです。

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まとめ:永六輔の実話を知ると『あんぱん』がもっと面白い!

朝ドラ『あんぱん』に登場する六原永輔(藤堂日向)は、昭和を代表する作詞家&放送作家・永六輔さんがモデルです。

永六輔が、やなせたかしの自宅に突然訪れ「舞台美術をやってほしい」と頼んだことから始まった『見上げてごらん夜の星を』の舞台制作。その舞台は大成功し、やなせ・永六輔・いずみたくの“友情トリオ”が生まれ、『手のひらを太陽に』といった名曲にもつながっていきました。

きゅんはむ
きゅんはむ

やなせさんの視点から見た、“永ちゃん”は相当カッコよかったよう!永六輔さんとのエピソードは、著書『アンパンマンの遺書』で読めます。

ドラマで描かれる六原永輔のキャラクター性や、唐突に見える行動の裏には、こんな実話エピソードがあります。史実を知ると『あんぱん』がもっと面白くなる―― そんな視点でこれからもドラマを楽しみましょう。

【朝ドラ時代考察】実在モデルは誰?
mina

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