朝ドラ『あんぱん』第15週「いざ!東京」では、のぶと嵩が高知新報での再会を果たし、月刊誌「くじら」創刊と共に、物語の舞台はついに東京へと動き出しました。
挿絵で紙面の穴を埋めた嵩の奮闘、雑誌を通して“伝える”使命を深めるのぶ、そして新キャラクター薪鉄子(ガード下の女王)の登場が、二人の未来を大きく動かしていきます。
この記事では、15週のあらすじネタバレから実在モデルの史実比較、見どころ感想までを一気に振り返ります。

ついに、アンパンマンの声優・戸田恵子さんが登場!高知から東京へ──希望を描く物語の新しいページを一緒にめくっていきましょう!
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【ネタバレ】第15週『いざ!東京』あらすじ:のぶと嵩が選んだ“次の舞台”
戦争が終わり、焼け跡から新しい物語が始まった二人が、次に目指すのは“東京”という新しい舞台でした。15週では、高知で再び出会ったのぶと嵩が、それぞれの夢を胸に月刊誌「くじら」を武器にして、言葉と絵で戦後を生き抜こうとする姿が描かれました。

やっと、嵩とのぶの人生がリンクしそうな展開になってきた!挿絵のペンと記事のペン、違うようで一緒なんだね◎
71話〜72話:嵩、挿絵で再起!のぶと再会し新聞社へ
嵩は、健太郎と共に続けていた屑拾いに区切りをつけ、もっと“文化的な仕事”がしたいと高知新報の採用試験を受けます。試験会場で待っていたのは、久しぶりに再会するのぶの姿でした。
その夜、のぶは会社の資料室に駆け込み、古い新聞の束から“誰かを奮い立たせる何か”を探し出します。のぶが資料を持って駆け込んだ先では、採用の決定を進める東海林たちが嵩の可能性にまだ気づいていませんでした。

嵩が軍服じゃなく、ペンで戦っているところに感動!にしても、この新聞社…毎回ギリギリでドキドキするよ~。

73話:「月刊くじら」創刊号が完売!嵩の異動と東京取材案
挿絵をきっかけに嵩は正式に高知新報へ入社し、のぶが立ち上げた月刊誌「くじら」編集部へ異動します。
編集部は勢いそのままに、次号の特集をどこで、何を取材するかを会議で議論します。ここで岩清水が切り出したのが「東京で取材をしよう」という提案でした。

「高知で夢を見て、東京で形にする」って言葉がぴったりだね!この東京出張で、のぶと嵩の仲が急接近の予感…♡
74話〜75話:薪鉄子登場と“ガード下の女王”探し⇒おでん事件の伏線
東京出張が決まり、のぶは取材対象者の資料を読み込む中で「ガード下の女王」と呼ばれる婦人代議士・薪鉄子に興味を抱きます。高知出身の薪鉄子は、のぶにとって新しい記事の切り口であり、未来を変える人でもありました。
その夜、嵩は健太郎と酒を酌み交わしながら、のぶへの想いを打ち明けます。近くに居合わせた琴子に「女心がわかっちょらん!」と一喝される場面もあり、嵩の気持ちは揺れ動きます。
東京での聞き込みは難航し、屋台のおでんで小腹を満たす一行でしたが…嵩・東海林・岩清水が次々と腹痛で倒れ込むハプニングに。この“おでん事件”は史実にもあった食あたりのエピソードを巧みに織り交ぜた伏線です。

おでんで倒れるなんて…でもそこから始まる出会いもあるかも?この事件は著書『アンパンマンの遺書』に挿絵付で描かれているよ。

実在モデルとの比較:やなせたかし&小松暢のリアル“東京”
物語がいよいよ高知を飛び出し東京を舞台に動き始めた15週。その裏には、嵩=やなせたかしさん、のぶ=小松暢さんという実在のモデルの“リアル東京”が隠されています。
嵩=やなせたかし:屑拾いから新聞記者へ
嵩が廃品回収に区切りをつけて記者職に挑むエピソードは、まさにやなせたかしさんの実話と重なります。
戦後の混乱の中、やなせさんも屑拾いの肉体労働に限界を感じ、高知新聞の採用試験を受けて合格。大学卒のエリートが多い中、学歴ではなく絵の才能と文章力で席を掴んだやなせ青年の証言が、今回の嵩の挿絵エピソードに活かされています。

ゴミ山から希望を拾った青年が、今度は言葉と絵で未来を作るんだね。戦争~戦後の体験談は『ぼくは戦争が大きらい』で書かれています。

のぶ=小松暢:月刊高知と東京取材旅行
のぶが立ち上げた「月刊くじら」は、実在した「月刊高知」がモデルです。小松暢さんは、高知新聞初の女性記者として入社後、『月刊高知』の創刊メンバーとして取材と編集に奔走しました。
劇中の薪鉄子(戸田恵子)が演じる「ガード下の女王」は、史実で小松暢さんが東京に上京するきっかけとなった高知出身の代議士のエピソードが基になっています。小松さんは実際に、代議士の秘書を依頼されて東京へ移り住むことになります。
そして「おでん騒動」もリアル。取材旅行中、のぶ(小松さん)以外の男性記者たちが闇市のおでんで食あたりを起こし、小松さんだけが看病役を担ったというエピソードが残っています。

現実の「おでん事件」が、ちゃんとドラマの笑いと伏線になるのすごい…!これは…実際のやなせさんの著書にあるように、のぶからの逆告白もあるかも!?

15週の見どころ&感想:“東京”が照らす新しい物語
のぶと嵩の物語は、高知の小さな新聞社を飛び出し、ついに東京へ。再会した二人が、同じ編集室で“書く・描く”を分かち合いながら、何を見つけていくのか。そこには、のぶの速記と嵩の挿絵が並ぶ“新しいページ”が生まれつつあります。
「月刊くじら」創刊号が完売したことは、戦後の人々が“言葉と希望”を求めていた証です。書くこと・描くことは、生きるための武器であり、夢でもあるのだと改めて感じさせられました。
高知から東京へ。そして次に彼らがどんな希望を生み出すのか、物語の“次のページ”が楽しみです。

おでんで腹痛になっても、その先にまた物語が待ってるって不思議だよね…!15週の動画はこちら。チャンネル登録して、他動画もチェックしてね。
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まとめ:高知から東京へ──のぶと嵩の新しい物語が始まる
『あんぱん』15週では、のぶと嵩が再び出会い、新聞と雑誌という新しい“言葉の場所”を手に入れました。嵩は挿絵で紙面を埋め、のぶは「月刊くじら」の創刊号を成功させて、二人は再び同じ場所で夢を形にしようとしています。
のぶと嵩が、これから東京でどんな未来を描いていくのか──“描く”“書く”を武器にした二人の物語は、まだまだ続きます。

夢を握りしめて東京へ。希望は小さな万年筆と速記帳の中にあったんだね。二人のラブい展開に期待大です…♡
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