第11週「軍隊は大嫌い、だけど」(6月9日〜6月13日)
昭和17年、嵩は小倉連隊に配属され、暴力が支配する軍隊生活の中で、殴らない上等兵・八木と出会います。八木の助言で「軍人勅諭」を暗記した嵩は、幹部候補生試験に挑戦。寝坊のアクシデントがありつつも、乙種幹部候補生に合格します。
2年後、伍長となった嵩のもとに、海軍少尉となった弟・千尋が訪問。5日後に駆逐艦に乗艦するという千尋は、「のぶさんが好きだった」と告白し、涙ながらに兄と別れます。八木は嵩に「生き残るには卑怯者になれ」と語り、やがて中国・福建省への出動命令が下されます――。

千尋の「愛する人のために生きたい」って言葉、胸が張り裂けそう。八木さんのセリフで登美子さんを思い出した…。どうか皆、無事に帰ってきてほしい…!
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- 八木信之介(妻夫木聡)上等兵って実際にいたの?
✅ 八木信之介(妻夫木聡)の実在モデルは辻信太郎?やなせたかしとサンリオ社長の関係も - やなせたかし氏の弟は実際、どうして亡くなったの?
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第12週「逆転しない正義」(6月16日〜6月20日)
嵩は宣撫班に配属され、健太郎と共に紙芝居を制作。地元民に上演した「双子の島」は言葉が改変されつつも好評を得ますが、戦況は悪化し嵩は戦闘任務に戻されます。
極限の飢えの中、康太が民家で略奪寸前の行動を取り、老婆のゆで卵に涙。さらに、リン少年が岩男を銃撃し「これでえいがや」と言い残して岩男は死亡。八木は怒りをぶつけ、「忘れられる者か、忘れられない者か」と嵩に問いかけます。
その後、倒れた嵩は朦朧とする意識の中で父・清と再会。「喜ばせるものを作れ」という言葉を胸に再び立ち上がります。一方、のぶは呉の病院にいる次郎と再会し、7月の高知空襲では焼け野原の中で家族と再会。ついに終戦を迎えます――。

紙芝居、卵、父の幻…優しさと死が入り混じる週だったね。嵩の“生き方”が大きく変わった気がする。それにしても、岩男くんまで死ぬなんて…。
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≫【あんぱん】12週ネタバレ感想:岩男の死と飢えの恐怖!やなせたかしの戦争実話とは
第13週「サラバ 涙」(6月23日〜6月27日)
昭和21年1月、戦後5ヶ月が過ぎても日本は深刻な食糧難。のぶは「子どもたちに間違ったことを教えた」と悔い、教師を辞めます。そんな中、肺結核を患っていた次郎が急逝――。のぶは速記で綴られた「最後の夢」を受け止め、記者への道を歩み始めます。
一方、嵩は復員(軍務が解かれた)し、弟・千尋の戦死を知らされます。焼け野原で4年ぶりに再会したのぶと嵩は、正義とは何かを語り合い、「みんなを喜ばせる生き方」へと歩み出すのでした。

次郎さんの「全力で走れ、絶望に追いつかれない速さで」って言葉…のぶの心に灯をともしたね。文字通り、自分の目で見極め、自分の足で立つ再出発!
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≫【あんぱん】13週ネタバレ感想:次郎死去・千尋戦死・のぶと嵩の再会!実話比較も

コメント
朝ドラ、初めて見ています!
子どもの頃は見ていたアンパンマン…今は自分の子が大好きなアンパンマン。
忙しいとき、テレビでアンパンマンを流せば「これ見たよー」と言いながら、じーっと結局最後まで黙ってみてくれて…本当に助かっています🙇
朝ドラはやなせたかしさんの奥様が“モデル”とのこと。どこからどこまでが本当の話なのか?気になって調べていたところ、こちらで詳しく書かれていてとても参考になりました。
最初の方、見逃していた部分もあったので流れが分かり助かりました☺
豪と蘭子が、既に社会現象化している、ネタバレで来週の展開を知ったが、二人の一夜だけのハッピーエンドで涙腺崩壊とか日本中で朝の話題は持ちきりなのに残酷な結果は社会問題化してしまう。朝から日本中を悲しみのどん底に突き落とすシナリオは替えましょう中園ミホ先生!私は、既に脇役2人がノブとタカシを食ってしまったので「その後の豪と蘭子」を一話だけでよいから制作してもらいたい
北島さん、コメントありがとうございます^^
NHKは先々の展開を出しているのでつい気になって見てしまいますよね💦
私も知ったときはカ¨━━━━( ゚Д゚; )━━━━ン…!!とめちゃくちゃショックでした😭
今からでも嘘だと信じたい…。6週目は嵩の自由な新生活とのぶの厳しい寮生活の対比が見れる週でしたね。
豪ちゃん…ニノみたいにチラッとでもいいから回想シーンでの登場とか…期待しています🙇
高知の小さな町で、足の速い少女・朝田のぶ(今田美桜)が「ハチキンおのぶ」と呼ばれながらも、自分らしさを貫こうとする姿にぐっときました。
土佐弁や、祖父母の温かい目線が、のぶの心の成長をよりリアルに感じさせてくれました。そっと押してくれるような優しさと力強さが同居した、朝ドラらしい幸先の良いスタートだったと思います。
まず最初に驚いたのは、豪華すぎる俳優陣でした。これだけのメンバーが揃うなんて、NHKの本気度が伝わってきます。阿部サダヲさんと河合優美さんが出ているのをみて、「あのドラマ」を思い出し、思わずニヤニヤしてしまいました(笑)こんなに多忙な俳優さんたちのスケジュールをどうやって調整したのか・・・なんて余計なことまで考えてしまいました。
私はいつも朝ドラは、最初の1ヶ月ほど試しに観て、面白ければ続けるタイプなのですが、今回は「これは面白くなりそう!」と感じたので、最後まで見続けたいと思っています。
脚本が中園ミホさんだと知って、「なるほど、だから引き込まれるのか」と納得しました。
アンパンマンといえば、日本中で知らない人はいない国民的キャラクター。でも、その作者・やなせたかしさんの人生については、私もあまり知りませんでした。そんなやなせさんの人生に触れられるこのドラマは
とても興味深いです。
そして、今田美桜さん演じるヒロインがとてもはつらつとしていて好印象。この方が、やなせさんの奥様だったのかと思うと、心が温かくなりました。彼女の存在がなければ、アンパンマンは生まれていなかったのでは・・・?と思うと、これからの展開がますます楽しみです。
小さい頃は自分が見ていて、今では我が子が夢中になって見ているアンパンマンの作者である、やなせたかしさんの物語ということで、始まる前から楽しみにしていました。
俳優陣もとても豪華で、皆さん演技が素晴らしく引き込まれます。
今田美桜さん演じる主人公のぶのキャラクターが明るく元気なので、朝ドラにぴったりのヒロインだなと思います。
今週からのぶが先生になるための学校に入学しましたが、前途多難な様子・・・
のぶがどう乗り越えていくかが楽しみです。
たかしがやっと「絵を描きたい」という思いを言葉にできたのも嬉しかったです。
伯父さんは認めてくれるとは思いますが、そちらも楽しみに見ていきたいと思います。