【2020年代の大河ドラマ一覧】視聴率ランキング!ワースト&最高傑作
2020年代の大河ドラマは、視聴スタイルの大きな変化が影響を与えた時代となりました。NHKプラスが2020年に本格始動し、テレビ離れが進む中で、大河ドラマの視聴率は年々低下傾向にあります。それでも『麒麟がくる』や『青天を衝け』は14%台を維持し、安定した人気を誇りました。
一方で、『光る君へ』は10.7%と、これまでの大河の中でも低めの視聴率。今後の作品がどのように視聴者の支持を得ていくのか、NHKの戦略も含めて注目されます。
2020~2026年の大河ドラマ一覧:原作・脚本・時代・主人公・主演リスト
年 | タイトル | 原作 | 脚本 | 時代 | 主人公 | 主演 | 語り | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | 麒麟がくる | オリジナル作品 | 池端俊策 / 前川洋一 / 岩本真耶 / 河本瑞貴 | 戦国時代 | 明智光秀 | 長谷川博己 | 市川海老蔵 | 14.4 |
2021 | 青天を衝け | オリジナル作品 | 大森美香 | 幕末 – 明治 | 渋沢栄一 | 吉沢亮 | 守本奈実 | 14.1 |
2022 | 鎌倉殿の13人 | オリジナル作品 | 三谷幸喜 | 鎌倉時代 | 北条義時 | 小栗旬 | 長澤まさみ | 12.7 |
2023 | どうする家康 | オリジナル作品 | 古沢良太 | 戦国時代 – 江戸初期 | 徳川家康 | 松本潤 | 寺島しのぶ | 11.2 |
2024 | 光る君へ | オリジナル作品 | 大石静 | 平安時代 | 紫式部 | 吉高由里子 | 伊東敏恵 | 10.7 |
2025 | べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~ | オリジナル作品 | 森下佳子 | 江戸時代 | 蔦屋重三郎 | 横浜流星 | 綾瀬はるか | 未定 |
2026 | 豊臣兄弟! | オリジナル作品 | 八津弘幸 | 戦国時代 | 豊臣秀長 | 仲野太賀 | 未定 | 未定 |
【図解】2020年代大河ドラマ全作視聴率一覧:NHK受信契約数推移も
年 | タイトル | 主演 | 平均 | 初回 | 最終回 | 最高 | 最低 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | 麒麟がくる | 長谷川博己 | 14.4 | 19.1 | 18.4 | 19.1 | 11.4 |
2021 | 青天を衝け | 吉沢亮 | 14.1 | 20.0 | 11.2 | 20.0 | 11.2 |
2022 | 鎌倉殿の13人 | 小栗旬 | 12.7 | 17.3 | 14.8 | 17.3 | 6.2 |
2023 | どうする家康 | 松本潤 | 11.2 | 15.4 | 12.3 | 15.4 | 7.2 |
2024 | 光る君へ | 吉高由里子 | 10.7 | 12.7 | 11.0 | 12.7 | 9.1 |
2025 | べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~ | 横浜流星 | 未定 | 12.6 | |||
2026 | 豊臣兄弟! | 仲野太賀 | 未定 |

年 | タイトル | 視聴率(%) | NHK契約数(合計) |
---|---|---|---|
2020 | 麒麟がくる | 14.4 | 44,773,405 |
2021 | 青天を衝け | 14.1 | 44,610,751 |
2022 | 鎌倉殿の13人 | 12.7 | 44,476,846 |
2023 | どうする家康 | 11.2 | 44,176,105 |
NHK契約数の推移を見てみると、2019年(令和元年)45,225,300をピークに、2020年に入り年々減少していることが分かります。
2020年(令和2年)4月1日より念願のNHKプラス(番組の同時・見逃し番組配信サービス)が本格的に開始され、テレビを利用する人が年々減少する中、NHKも2020年以降はNHKプラスの加入者数の増加に力を入れています。

20年4月のスタートから丸3年の24年4月末のNHKプラスの登録数は500万件。NHK契約数は約4415万なので約1割が利用している計算です。

放送の付加サービスとして無料で利用できるけど、あまり利用率は高くない?テレビを持っていない人がNHKプラスにだけ加入するのもハードルが高そうです…。
≫【2020年代のテレビの歴史】視聴率から配信&話題性へ変化しています
2020年代大河ドラマ視聴率ランキング:最高傑作は「麒麟がくる」14.4%!
- 麒麟がくる(2020年) 14.4%
- 青天を衝け(2021年) 14.1%
- 鎌倉殿の13人(2022年) 12.7%
- どうする家康(2023年) 11.2%
- 光る君へ(2024年) 10.7%

2020年代に入ると年々視聴率は落ちており、年通りの順番になっています。NHKプラスも始まったし、いつでも見られるようになったからかな?
2020年代大河ドラマ視聴率ワーストランキング:面白くないのは「光君へ」10.7%
- 光る君へ(2024年) 10.7%
- どうする家康(2023年) 11.2%
- 鎌倉殿の13人(2022年) 12.7%
- 青天を衝け(2021年) 14.1%
- 麒麟がくる(2020年) 14.4%

ワーストランキングだけど、全て二桁なのはスゴイ…!大河ドラマは年配の方が見るイメージですが、近年より若年層にも好まれる内容になっている印象です◎
2012年から2024年の大河ドラマについては、各年のドラマ毎に詳しい視聴率の推移を下記の記事で解説しています。
≫【2012-2014年】歴代大河ドラマ視聴率ランキング!全ドラマの視聴率推移と解説はこちら
【歴代大河ドラマ視聴率ランキング】年代別ワースト&最高傑作まとめ
この記事では、歴代大河ドラマ全作の概要、視聴率から見た年代別のワーストと最高傑作を紹介しました。各年代の面白くない(ワースト)作と最高傑作は下記のとおりです。
年代 | 最高傑作 (最も視聴率が高いドラマ) | 面白くない作品 (最も視聴率が低いドラマ) |
---|---|---|
1960 | 赤穂浪士(1964年) 31.9% | 竜馬がゆく(1968年) 14.5% |
1970 | 草燃える(1979年) 26.3% | 花神(1977年) 19.0% |
1980 | 独眼竜政宗(1987年) 39.7% | 春の波涛(1985年) 18.2% |
1990 | 秀吉(1996年) 30.5% | 花の乱(1994年) 14.1% |
2000 | 篤姫(2008年) 24.5% | 武蔵 MUSASHI(2003年) 16.7% |
2010 | 龍馬伝(2010年) 18.7% | いだてん 〜東京オリムピック噺〜(2019年) 8.2% |
2020 | 麒麟がくる(2020年) 14.4% | 光る君へ(2024年) 10.7% |

歴代大河ドラマを見ていると、テレビ史が見えてくるね。1960年代などの初期の大河ドラマについては総集編としてまとめられています。

2025年はボクの好きな横浜流星さんが蔦重(つたじゅう)となって、江戸の町(主に𠮷原)のために奔走しています。
≫2025年大河ドラマ【べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜】視聴率推移:見どころ解説はこちら
≫【歴代朝ドラ視聴率ランキング】1961年〜全作一覧:年代別人気作&テレビ史はこちら
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