本記事では、1987年から2025年までのフジテレビで放送された月9ドラマを10年ごとに一覧表で紹介し、平均視聴率・初回視聴率・最終回視聴率・最高視聴率・最低視聴率とともに視聴率推移をグラフで解説。さらに、年代ごとに視聴率ランキングを作成。名作や人気作以外にも、低視聴率潤に並べたワーストランキングから面白くない、不人気作も紹介します。
フジテレビの月9ドラマは、1987年の枠誕生以来、多くの名作を生み出し、時代ごとのトレンドを反映してきました。「東京ラブストーリー」「HERO」「やまとなでしこ」など高視聴率を記録した伝説の作品から、近年の視聴率低迷が話題となった作品まで、その歴史を振り返ります。

あなたの年代の人気作はどれかな?1980年代から2020年代まで、年代ごとにドラマを一覧で紹介しています。

主演、脚本・原作、主題歌の他、視聴率は平均視聴率だけでなく、初回・最終回・最高・最低視聴率を一覧化!グラフで視聴率推移を見ていきます。
フジテレビの過去に放送された全ドラマを網羅!月9ドラマの歴史を一気に振り返る、決定版の「月9歴代視聴率ランキング」となっています。
この記事は、複数ページに分かれています。各ページで紹介している年代は下記の通りです。
- 1ページ目:【1980年代~2020年代】年代別最高視聴率の傑作&最低視聴率のワースト作、【1980年代フジ月9一覧】視聴率ランキング!最高視聴率の人気作&最低視聴率のワースト作
- 2ページ目:【1990年代フジ月9一覧】視聴率ランキング!最高視聴率の人気作&最低視聴率のワースト作
- 3ページ目:【2000年代フジ月9一覧】視聴率ランキング!最高視聴率の人気作&最低視聴率のワースト作
- 4ページ目:【2010年代フジ月9一覧】視聴率ランキング!最高視聴率の人気作&最低視聴率のワースト作
- 5ページ目:【2020年代フジ月9一覧】視聴率ランキング!最高視聴率の人気作&最低視聴率のワースト作
- 6ページ目:【歴代フジ月9視聴率ランキング】1987〜2025年全作一覧!人気作&ワースト作
※視聴率は、ビデオリサーチ発表による関東地区の視聴率となっています。
【1980年代~2020年代】年代別最高視聴率の傑作&最低視聴率のワースト作
まずはじめに、各年代・世代別の傑作(最高視聴率作)と面白くない不人気作(最低視聴率作)を一覧で紹介します。
年代 | 最高傑作 (最も視聴率が高いドラマ) | ワースト作 (最も視聴率が低いドラマ) |
---|---|---|
1980 | 教師びんびん物語II(1989年) 田原俊彦:26.0% | 荒野のテレビマン(1987年) 東山紀之:13.2% |
1990 | ラブジェネレーション(1997年) 木村拓哉、松たか子: 30.8% | 翼をください!(1996年) 内田有紀: 13.6% |
2000 | HERO(第1シリーズ)(2001年) 木村拓哉:34.3% | 婚カツ!(2009年) 中居正広:10.6% |
2010 | HERO(第2シリーズ)(2014年) 木村拓哉: 21.3% | 海月姫(2018年) 芳根京子: 6.1% |
2020 | イチケイのカラス(2021年) 竹野内豊:12.6% | ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜(2023年) 二宮和也、中谷美紀、大沢たかお:5.3% |

これを見ると、キムタクに支えられている月9!2020年代でも『風間公親-教場0-(2023年)』で主演を務めています。

1990年代から現代まで第一線で活躍しているのは、本当にスゴイね。それでは、視聴率が記録されている1980年代から、年代ごとに見ていきましょう。
【1980年代フジ月9一覧】視聴率ランキング!最高視聴率の人気作&最低視聴率のワースト作
1980年代のフジテレビ「月9」ドラマは、学園モノや職業コメディが主流でした。特に、田原俊彦主演の「教師びんびん物語」シリーズが大ヒットし、1989年放送の「教師びんびん物語II」は平均視聴率26.0%という圧倒的な記録を残しました。
また、野島伸司が脚本を手がけた「君が嘘をついた」「愛しあってるかい!」なども人気を集め、1980年代後半の月9を支えました。
1987~1989年のフジ月9一覧:期間・タイトル・脚本・主演・主題歌・視聴率
年 | 期間 | 作品名 | 脚本 | 主演 | 主題歌 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1987年 | 4月 – 5月 | アナウンサーぷっつん物語 | 畑嶺明 | 岸本加世子 | BaBe「I Don’t Know!」 | 17.9 |
1987年 | 5月 – 7月 | 男が泣かない夜はない | 木村智美、 水谷龍二、 土屋斗紀雄 | 三田村邦彦 | 中里あき子「ウィル・ユー・リメンバー?〜接吻はアスピリンの香り」 | 17.9 |
1987年 | 8月 – 9月 | ラジオびんびん物語 | 矢島正雄 | 田原俊彦 | 田原俊彦「どうする?」 | 17.7 |
1987年 | 10月 – 11月 | ギョーカイ君が行く! | 土屋斗紀雄 | 石橋貴明、 木梨憲武(とんねるず) | 真璃子「疑問符」 | 15.2 |
1987年 | 11月 – 12月 | 荒野のテレビマン | 扇澤延男 | 東山紀之 | The Good-Bye「祭り気分でTAKE A CHANCE」 | 13.2 |
1988年 | 1月 – 3月 | 君の瞳をタイホする! | 橋本以蔵 | 陣内孝則 | 久保田利伸「You Were Mine」 | 17.4 |
1988年 | 4月 – 6月 | 教師びんびん物語 | 矢島正雄 | 田原俊彦 | 田原俊彦「抱きしめてTONIGHT」 | 22.1 |
1988年 | 7月 – 9月 | あそびにおいでョ! | 塩田千種 | 斉藤由貴 | ビートルズ「HELP!」 | 13.3 |
1988年 | 10月 – 12月 | 君が嘘をついた | 野島伸司 | 三上博史 | プリンセス・プリンセス「GET CRAZY!」 | 17.3 |
1989年 | 1月 – 3月 | 君の瞳に恋してる! | 伴一彦 | 中山美穂 | 村井麻里子「どうしようもなく恋愛(ラブ・アフェアー)」 | 18.7 |
1989年 | 4月 – 6月 | 教師びんびん物語II | 矢島正雄 | 田原俊彦 | 田原俊彦「ごめんよ涙」 | 26.0 |
1989年 | 7月 – 9月 | 同・級・生 | 坂元裕二 | 安田成美、 緒形直人 | ZIGGY「GLORIA」 | 14.5 |
1989年 | 10月 – 12月 | 愛しあってるかい! | 野島伸司 | 陣内孝則 | 小泉今日子「学園天国」 | 22.6 |
【グラフ】1980年代フジ月9全作の視聴率推移:平均・初回・最終回・最高・最低視聴率一覧

年 | 期間 | 作品名 | 主演 | 平均 | 初回 | 最終回 | 最高 | 最低 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1987年 | 4月 – 5月 | アナウンサーぷっつん物語 | 岸本加世子 | 17.9 | 18.4 | 17.4 | 18.4 | 16.9 |
1987年 | 5月 – 7月 | 男が泣かない夜はない | 三田村邦彦 | 17.9 | ||||
1987年 | 8月 – 9月 | ラジオびんびん物語 | 田原俊彦 | 17.7 | 19.6 | 15.6 | 20.5 | 15.6 |
1987年 | 10月 – 11月 | ギョーカイ君が行く! | 石橋貴明、 木梨憲武(とんねるず) | 15.2 | 19.3 | 15.8 | 19.3 | 13.2 |
1987年 | 11月 – 12月 | 荒野のテレビマン | 東山紀之 | 13.2 | ||||
1988年 | 1月 – 3月 | 君の瞳をタイホする! | 陣内孝則 | 17.4 | 17.3 | 21.4 | 21.4 | 14.3 |
1988年 | 4月 – 6月 | 教師びんびん物語 | 田原俊彦 | 22.1 | 24.9 | 23.7 | 24.9 | 18.6 |
1988年 | 7月 – 9月 | あそびにおいでョ! | 斉藤由貴 | 13.3 | 15.9 | 10.3 | 16.0 | 10.3 |
1988年 | 10月 – 12月 | 君が嘘をついた | 三上博史 | 17.3 | 16.9 | 20.0 | 20.0 | 15.2 |
1989年 | 1月 – 3月 | 君の瞳に恋してる! | 中山美穂 | 18.7 | 19.7 | 23.6 | 23.6 | 13.5 |
1989年 | 4月 – 6月 | 教師びんびん物語II | 田原俊彦 | 26.0 | 23.1 | 31.0 | 31.0 | 21.6 |
1989年 | 7月 – 9月 | 同・級・生 | 安田成美、 緒形直人 | 14.5 | 14.0 | 20.8 | 20.8 | 12.2 |
1989年 | 10月 – 12月 | 愛しあってるかい! | 陣内孝則 | 22.6 | 23.1 | 26.6 | 26.6 | 18.7 |
【1980年代】フジ月9視聴率ランキング:最高視聴率の名作は、田原俊彦主演「教師びんびん物語II」26.0%
- 教師びんびん物語II(1989年) 田原俊彦:26.0%
- 愛しあってるかい!(1989年) 陣内孝則:22.6%
- 教師びんびん物語(1988年) 田原俊彦:22.1%
- 君の瞳に恋してる!(1989年) 中山美穂:18.7%
- アナウンサーぷっつん物語(1987年) 岸本加世子:17.9%
男が泣かない夜はない(1987年) 三田村邦彦:17.9% - ラジオびんびん物語(1987年) 田原俊彦:17.7%
- 君の瞳をタイホする!(1988年) 陣内孝則:17.4%
- 君が嘘をついた(1988年) 三上博史:17.3%
- ギョーカイ君が行く!(1987年) 石橋貴明、木梨憲武(とんねるず):15.2%
- 同・級・生(1989年) 安田成美、緒形直人:14.5%
- あそびにおいでョ!(1988年) 斉藤由貴:13.3%
- 荒野のテレビマン(1987年) 東山紀之:13.2%
【1980年代】フジ月9視聴率ワーストランキング:面白くない?最低視聴率作は、東山紀之主演「荒野のテレビマン」13.2%
- 荒野のテレビマン(1987年) 東山紀之:13.2%
- あそびにおいでョ!(1988年) 斉藤由貴:13.3%
- 同・級・生(1989年) 安田成美、緒形直人:14.5%
- ギョーカイ君が行く!(1987年) 石橋貴明、木梨憲武(とんねるず):15.2%
- 君が嘘をついた(1988年) 三上博史:17.3%
- 君の瞳をタイホする!(1988年) 陣内孝則:17.4%
- ラジオびんびん物語(1987年) 田原俊彦:17.7%
- アナウンサーぷっつん物語(1987年) 岸本加世子:17.9%
男が泣かない夜はない(1987年) 三田村邦彦:17.9% - 君の瞳に恋してる!(1989年) 中山美穂:18.7%
- 教師びんびん物語(1988年) 田原俊彦:22.1%
- 愛しあってるかい!(1989年) 陣内孝則:22.6%
- 教師びんびん物語II(1989年) 田原俊彦:26.0%
コメント
アンティーク〜西洋骨董洋菓子店〜が原作ファンなので見てました。
配役はもう完璧!!ただ本当に申し訳ないけれど、藤木直人さんの小野だけは…。せめて眼鏡をかけさせられなかったかなぁ?
そして原作と全く違うストーリー展開も許せず!
今だったら、小野の魔性のゲイエピソードも盛り込んで作れるんでしょうが、当時は仕方なかったのかな?
女嫌いの理由が掛け離れ過ぎていて、こんなの小野じゃないよーと文句を言いつつ見てました。
原作大好きだからこそ、橘、千景、エイジの配役が完璧だったからこそ、未だにとても悔しい思いです。
ただ、原作を知らない家族は「普通に面白いし、ミスチルの曲使いまくりで楽しい」と喜んで見ていたので、私が原作厨なだけですかね?
毎週美味しそうなケーキを見ることが出来たのは良かったです。
学校帰りについついケーキ屋さんに寄ってしまっていました。
コンフィデンスマンJPが好きです。月9でハマり、その後の映画なども全て観ました。月9は恋愛系、医療系が多い中、新しいジャンルで面白かったです。ダー子、リチャード、ボクちゃんのバランスも良いし、他のキャストも個性的で物語をより一層面白く、複雑な展開にしてくれます。毎回笑わせてもらったり、驚かされたり楽しいです。伏線もたくさんあるので、一話たりとも見逃せません。このシリーズは続編はまだあるのか…という点がとても気になりますが、どうにか続けて欲しいです。何度観ても新しい発見ありで面白いし、続編希望です。
王道ですがやっぱりロングバケーションが好きです。放送当時中学生でしたが、登場人物達がとても大人でお洒落で憧れました。今でも主題歌のLA・LA・LA LOVESONGのイントロが流れるとドキドキワクワクします。大人になり再度観ましたが、やっぱり良いです。皆んなお洒落すぎて良い暮らし過ぎて現実にはありえないけど、今観ても憧れます。みんなの憧れこれぞ月9という感じです。この頃の木村拓哉は抜群にかっこいいです。
コードブルーは本当に良いドラマです。登場人物、主要5人にそれぞれしっかりとした特徴があり、誰が見てもどこかしら共感できる部分があるというのも面白いところです。リアルタイム放送時僕は、まだ10代だったのですが、当時に見るのと大人になってから見るのとでは、やっぱり捉え方や感じ方が違って、特に大人になってからの方が泣いてしまいますね。毎回毎回、すごく重い話を取り扱っていたんだなということを実感するようになっていきます。主人公たちの成長がもちろん魅力の一つなんですがシーズン3ではフライトドクターを教える立場になっているなど、長いスパンでの成長物語が見れて、特に同じ世代で同じような立場になっている人にとってはとても共感できるのではないでしょうか?5人を取り巻く登場人物もとても魅力的なんです。ドラマはもちろん、劇場版も全部なんならイベントにも行きました。5人は実在しましたよ。
1990年代から2020年代、今の今まで活躍し続ける木村拓哉、マジすげぇっす。昔のドラマってあんま見ないけど、あまりにテレビにネタや話題が頻出するから、キムタクのは見て見たりしました。ロンバケ、ラブジェネレーション、HERO、、、、リアルタイムで初めて見たキムタク主演ドラマは『PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜』でした。テレビ誌の一番いいところに記事がバーンとのって、幼心に熱を感じた記憶あります。
『デート〜恋とはどんなものかしら〜』や『コンフィデンスマンJP』など、古沢良太氏脚本の作品はやはりハズレがないですね。どれをとっても面白いです。
コンフィデンスマンJPに関しては連続ドラマのシリーズ化、さらには映画化まで発展し、最初から見ていた身としてはとても感慨深い。この作品も色々なトラブルにあったと思うのですが、それでも新作を作り続けてくれたこと、ありがたい限りですね。
ジェシーやラン・リウを生かし続けてくれたことに、涙が出てしまったこともありました。
2010年代めちゃくちゃ世代のドラマばかり…!
この頃の嵐はすごかったなぁ。局をまたいで主演リレーのプロモーションが入ることもしばしばだったような。
ラッキーセブンはやはり松本潤と松嶋菜々子の再共演がアツかった!みんな大好き花男ですからね
そのすぐ後に鍵のかかった部屋なんですね!このドラマは毎回密室再現の小道具がすごかったですね。美術チームに感謝を。
この頃主題歌として世に出た嵐の曲はファンでなくても歌えるし、時代を彩った方々だなと改めて思いますね。ツアーで活動を締め括られるようですが、どうぞ無事完走されますように!
月9でいちばん、なんなら全ドラマでトップファイブに入るのが『東京DOGS』です!!!脚本はあの福田さんですが、福田作品(とかの作品がよばれるのか分かりませんが)の中で一番好き!!!
小栗旬と水島ヒロ、主人公2人の掛け合いがまぁ面白い!!!今でも思い出せます、突入直前緊張のシーンでかかってくるお母さんからの電話を………
そして何より、白スーツの仲村トオル。あんなにかっこいい悪役は他にいません。当時小4、真剣に恋をしていた。懐かしいです
『婚カツ!』、ワーストに入ってるけど、私は大好きだったなあ。(主演の方はとんでもない去り方をしてしまいましたが…)
女優のりょうがとにっっっかく綺麗で、お姿を見るのを毎週楽しみにしていた記憶。視聴率低いって当時から話題だったから、私は普段どんなドラマも録画してみる派なんだけど、これだけは毎週応援するような気持ちでリアタイで見てた笑
悪いと言っても10%はとれているあたり、時代を感じますね。今はTVer再生数とお気に入り登録も見ないと、視聴率だけだとその作品がどれほど人気だったか測るのは難しいですよね。時代は変わってゆくなあ
『ミステリと言う勿れ』何といってもKing Gnuの主題歌「カメレオン」がドンピシャです🎵私は役者としての菅田将暉さんが好きで、この天パの久能整の役も菅田将暉ならではのスタイリッシュな個性が溢れていました。
そして驚きのキャストが熊田翔の役で出演した、髪を金髪にした永山瑛太さん!実は3〜4話に進むまで、この役者が誰だか全然わからなかったのです。え〜、瑛太だったの?めちゃくちゃびっくり。どこかで見たことある顔だなと思いつつ、わからなかったことに衝撃を受けました。これもミステリー。
私は原作漫画を読んでいませんが、ドラマ単体として見ても謎解き感が非常におもしろかったです。