この記事では、ブラックペアン1のあらすじとネタバレ感想、またモデルとなった海堂尊原作小説「ブラックペアン1988」のあらすじを紹介します。
ドラマと原作で強烈なキャラクターとなった、二宮和也が演じた渡海征一郎はその後はどうなったのか?、ドラマと原作小説それぞれの渡海のその後を考察します。
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≫【ドラマ全話ネタバレ】ブラックペアン2のあらすじ・解説はこちら
※この記事は3ページに分かれています。ドラマ5話以降のあらすじ&感想は2ページ目、原作小説の考察、違い比較は3ページ目を参照ください。
ドラマ、ブラックペアン1のあらすじは?ネタバレ感想
まずは、2018年に放送された二宮和也主演ドラマ「ブラックペアン」について、ドラマのあらすじとネタバレ感想を紹介します。
1話:オペ室の悪魔!金で救う天才医師・新ダークヒーロー
最初のシーンは帝華大学の西崎教授(市川猿之助)と高階健太(小泉孝太郎)が東城大に車で到着し、東城大病院の中ではバタバタと出迎える準備をしている様子。
どうやら帝華大学の西崎教授は東城大の佐伯清剛教授(内野聖陽)の難しい手術“佐伯式”を見学に来たのです。
どうして遥々、地方の大学病院に足を運んできたのかというと、近くに“日本総合外科学会理事長選”という心臓外科の頂点を決めるものがあり、その中でも佐伯教授と西崎教授の一騎打ちとなっているので敵情視察です。
佐伯式オペ開始
手術室がモニターに映され、佐伯教授の手術が始まります。順調に手術を進めていきますが、違う患者が急変してしまいすぐに手術が必要な状況になりました。
佐伯教授は来賓も来ている大事な手術中のため、手が離せません。そこで手術を別の医者に委託しモニター越しに佐伯教授が指示を出していました。
しかし、委託された手術は失敗になりそう・・・。そんなとき手術室に「邪魔」と低い声で人をどかしながら入ってきたのが渡海征一郎(二宮和也)でした。渡海が一言「お前の退職金1000万でこの患者助けてやる」と脅し始めました。
最初は抵抗していたが、「佐伯教授の患者を死なせるわけにはいかない」と渡海に手術を委託。渡海は天才的な手技“佐伯式”で患者を見事助けました。そして、佐伯教授の見学されている手術も無事成功で終わりました。
ニノのあんな低い声聞いたの初めて!でびっくりしてしまったのですが、いつもと違う雰囲気のニノにもうハマっていきます。
どんな医師でも使える“スナイプ”という道具が登場
西崎教授と一緒に視察に来ていた帝華大学の医師、高階が東城大に送り込まれてきます。そしてスナイプという機器を導入したいと言っています。
佐伯式オペと同じ手術が誰でも行える医療機器で高階がアメリカから持って帰ってきました。「もう神の手は必要ないんです。」と佐伯式に置き換わる手段、スナイプについて説明します。
そのスナイプを使った手術が初めて皆川さんという患者によって使われました。皆川さんは世良雅志(竹内涼真)の担当患者の一人です。手術は無事成功するも、術後容体が急変してしまいます。
原因は「心臓に新しい弁を入れたことで体の血流が良くなりすぎて合併症を引き起こしたため」で、腹部に血が溜まってしまっているのです。
スナイプを使った手術は手術自体は成功しましたが、失敗のような扱いになってしまい、皆川さんは再手術が必要となりました。
「辞表書くか?お前の退職金で助けてやる」
皆川さんの再手術は高階が執刀医で行われた。しかしトラブルが発生。そこに渡海が登場し、「辞表書くか?お前の退職金で助けてやる」と脅し始めます。
「こんな時に何を言っている」と言い返されても「じゃあやれよ自分で」と声を荒げる渡海。
もうドSすぎませんか?
「いくら払えば助けてくれるんですか?」「あの患者さんは僕を信じて手術を受けてくれたんです」と世良が渡海に尋ねます。そして世良は渡海に「お願いします」と何度も頭を下げると…
「じゃあお前が手伝え」と渡海は世良に言い、高階に「1億な?払い終わるまでお前は一生ここで働け」と渡海は言い、オペを開始。手際よく手術を進めていきます。
渡海のオペ介入で無事手術は成功します。
終章
「お前は本当に俺に貢献してくれる。渡海。」佐伯教授のデスクの上のぺアンの模型をちらっと見ます。
胸部にぺアンが刺さっているX線写真を暗い部屋で見つめる渡海。その担当医には“渡海一郎”のサインが・・・。佐伯教授と何か関係があるのでしょうか・・・?
2話:手術はバクチ!生きるか死ぬか!?極限を超えたオペ室
世良は渡海がいなかったら、皆川さんを殺していたかもしれない。自分は何もできなかった…。と落ち込んでいました。
前回のスナイプ手術後の問題によって、高階の病院内での評判は落ちて立場も悪化していて「スナイプ出入り業者」 と呼ばれる始末でした。
そんな中「先生方ができるんですよね?心臓弁手術。この人一応、手術は成功しているんで。」と渡海は高階をフォローしました。
敵対視している高階をフォローする渡海。他の医者をすごく煽ってるけど…誰も何も言えません。
医者たちは、インパクトファクターが欲しくて取り合っているので、患者を最優先に助けることはもちろんですが、学会に出す論文材料が欲しいのです。 論文材料と言うのは、患者の症例です。高階はスナイプを使った症例が欲しいため、スナイプを推奨しているのです。
手術は博打ですよ
昨夜急患で運ばれて緊急手術を行なった患者が勝手に退院しようとしています。その患者に対し世良は外出できない理由を説明していますが、渡海はあっさりと退院許可を出します。
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— 日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」 (@blackpean_tbs) April 22, 2018
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「 このまま退院しても死ぬ。」「 手術を受けず、このまま1ヵ月放置していれば死ぬ。」「 そして手術が必ず成功するかどうかはやってみないとわからない。 手術は博打ですよ。」と現実を患者に伝える渡海。
東城大の最大の問題点は佐伯待ちで手術ができない
病院内での全体打ち合わせで、“今新たに早急な手術が必要な患者がいる”と世良が発言するも、佐伯教授の手術の順番は2ヶ月先までは埋まっている状況でした。
東城大では佐伯教授にしかできないで手術があり、それは順番待ちが当たり前になっています。 高階は限られた医師しか手術ができないところを問題視しており、スナイプを使えばより多くの患者を助けられると考えていました。
その2度目のスナイプの手術を佐伯教授は条件付きで認めました。その条件は、執刀医を高階以外で行うこと。そして高階の立ち会いも許さないということでした。
本来スナイプは、「どんな医者でも使えること」が一番の売り言葉だったので、誰でもと言う点では、高階以外が執刀しても問題はないはずです。
治験コーディネーターが患者に支払った300万円
患者 スナイプを使った手術を承諾してもらうために、世良と高階が話し合いの場を設けます。患者はやはりスナイプという治験状態の医療機器を使っての手術に難色を示します。
患者さんは不安度マックス!未知のスナイプ手術に踏み切れない様子。
そんな時、治験コーディネーター(加藤綾子)が話し合いに入室してきます。高階との関わりがあることに世良は驚くも、治験コーディネーターは患者と医者の話し合いの間に入ることが普通です。
そしてこの手術を受ける患者に対し、治験コーディネーターから300万円が渡されます。 このお金は、実験台になってくれた洒落のようなものです。
そして患者はスナイプ手術を承諾。2度目のスナイプ手術が行われることが決まりました。
2度目のスナイプ手術
2度目のスナイプ手術が行われることになりました。そして今回、執刀医に選ばれたのは関川でした。
スナイプの手術を行う前に何度かシミュレーションを行い手術は成功するかと思いきや、 手術では高階が想像していないアクシデントが起こります。
関川が左利きだったことにより、スナイプ挿入時にズレが発生してしまいます。 関川は難易度が高いオペの時は、渡海がオペを行うこともあったため、これは人為的なミスでもあります。
オペ室からは高階先生に助けを求めるも、高階の入室は許されません。
しかしオペ室を勝手に抜け、世良が高階を呼びに行き説得を繰り返すと高階は独断でオペ室へ向かうことになりました。
高階がオペ室に入り人工弁の取り出し手術が行われましたが、失敗。佐伯教授がオペ室へ向かおうとしたところ、オペ室の扉が開き登場するダークヒーロー渡海。
「退職金1000万で揉み消してやるよ。辞表を書け」と言い、人工弁を摘出し時間が限られた中、佐伯式の手術で患者を助けます。最後の縫合を世良に任せ、緊張の中世良は見事縫合を成功させます。
すべて佐伯教授の想定内であった
医療の現場では必ず、人が関わってくるので絶対はない。一連の出来事は、全て佐伯教授の想定内でした。
病院を去ろうとする高階に世良は移転届を破り、心臓外科で頑張っていくこと決意を示します。すると、どこからともなく登場する渡海。実は、高階と渡海は世良が辞める辞めないかに1000万の賭けをしていました。
手術で高階は渡海に借りがあったので世良の賭けでチャラになり、高階は病院に残ることになりました。
対立をしている渡海と高階、同じ場所に共存はできないからどっちかが出ていくことになりそう。正反対な2人はこの後一体どうなっていくのでしょうか。
3話:二つの緊急オペ!!どっちの命を救う?
「次に結果を出せなかったら、スナイプは君の手を離れることになるよ。」西崎教授に釘を刺されている高階であったが、またスナイプを使う手術案件が舞い込んできました。
田村隼人(高知優吾/SixTONES)は心臓病の患者で治験コーディネーターの木下香織(加藤綾子)が連れてきました。 ピアノコンクールを間近に控えていたことから、短期間で回復するスナイプによる手術を望んでいました。そして、この隼人は厚生労働省の次期事務次官候補の田村浩司の息子だったのです。
楠木秀雄(田崎真也) こちらも、心臓病の患者で佐伯式を希望し、佐伯教授のオペが決まっていました。
高階の熱意
インパクトファクターを手に入れたい西崎教授はなんとしてでも隼人のオペを成功させるよう高階に言いました。また高階も2度の失敗を挽回できるように、1人の多くの患者を救えるよう努力していた。
世良は、高階の熱意に共感し、協力をしていくことになります。
隼人の手術はスナイプで行うことになるも、心臓が複雑な構造で非常にデリケートなため難易度が高く、 高階は自分には無理だと判断します。
そして、高階から隼人の手術の報告を聞いた佐伯教授は、渡海にスナイプ手術を行うように命じました。渡海も「教授命令なら」と素直に承諾します。
渡海初めてのスナイプ
手術まで渡海は1回もスナイプに触ることなく手術日を迎えました。そして手術当日、「やめた。」と手術をキャンセル。自室へ戻っていってしまったのです。
これは渡海が心臓のモニターを見て異変を見つけ、スナイプを続行していたら大出血をしてしまう可能性がありました。
たんま。一回作戦練り直すわ。って感じですかね?突然の「やめた」宣言に、一瞬ハテナマークがとびました。
高階は3Dプリンターで隼人の心臓模型を作り、世良とともに新たなルートを探していました。その結果、ようやく見つけた唯一無二のルートは、実は渡海も最初からわかっていたルートだったのです。
早く言ってよ〜!!て感じですが渡海天才すぎ。ニノがカッコよく見えます。
2度目のスナイプ
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— 日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」 (@blackpean_tbs) April 29, 2018
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隼人の2度目のスナイプ手術が行われているのだが、翌週に手術を予定していた楠木さんの容体が急変。緊急手術が必要となってしまいました。
実はこのアクシデント、佐伯教授と渡海は予想していたので、想定内のことでした。佐伯教授が不在だったため、渡海が指示を出し、同時スナイプ手術を行おうとしていました。
しかし、渡海がまた悪魔のようなことを言い出します。「俺の体は1つだけ。お前ならどっちを殺す?」 その場にいた全員凍りつきましたが、渡海は「俺なら2人とも助ける」と言いました。
隼人のスナイプを、高階に託そうとするも高階は自信がない様子。他の医師たちもしどろもどろしていると「ここに医者はいないのか?」「この中に誰かお医者様はいらっしゃいませんか?」と煽る渡海。
その後、高階はスナイプを受け取り、渡海は隣のオペ室で待つ楠木の元へ行きます。ここで初めて、高階と渡海の協力が見えた場面でした。
終章
佐伯教授が思いもよらぬ提案を高階にしてきます。それは「正式に東城大に来ないか?」 です。スナイプは西崎教授の研究です。 それを、スナイプと高階を丸ごと、東城大に引っ張ろうとしているのです。
しかしこの時、高階が論文の最後に書く最高責任者として選んだのは「西崎教授」でした。
そして無事手術が成功して退院しようとしている楠木秀雄さんは、日本医科ジャーナルの元編集長だったことが高階に知らされます。
4話 小さな命を救って!スナイプ完結最終章
東城大ではスナイプを20台導入することが決定。佐伯教授のもと東城大はスナイプ使用を推奨し論文の症例を増やしていく作戦です。
論文で重要なのは論文の筆者とその論文の末尾に書かれている最高責任者の名前であり、大きなインパクトファクターを得ることとなります。
小春ちゃんの転院
高階の帝華大学時代に担当していた子供の患者を東城大に移転させることになりました。心臓の病気に加え血液に問題があり、血液が固まりにくく特殊な血液なため輸血ができないなど難しい症例でした。
余命1ヶ月ほどと言われていましたが、今回東城大にてスナイプ手術が決定します。もし成功すればまた論文の症例にもなる大事な手術です。
執刀医は渡海が指名されるも、渡海はそれを断ります。「佐伯式だったらやります。もう使えないんだったらくださいよ。ブラックペアン」と言い佐伯教授を挑発した渡海。
佐伯教授はこれに激怒し「今後一切オペに関わるな」と1ヶ月以内に仮眠室を整理して出ていくようにと渡海に命じます。
「教授の命令なら」と今までは受けていたのに、なぜ小春ちゃんの手術だけは受けなかったのでしょうか?
執刀医は高階
そしてこの小春ちゃんの手術は高階が執刀医に任命されました。「先生が必ず治す」 と、小春ちゃんと約束をしているのです。
小春ちゃんの 手術のため、高階は何度も何度もシミュレーションを行います。しかし、この手術は難易度が高く、成功率は約5%です。
そんな夜、急患により緊急手術が行われることになります。この患者は渡海の患者で、スナイプの使用は不可、佐伯式のオペしかできない事態です。
渡海にオペをお願いするも、断るの一点張りでした。パニックのオペ室に突然現れたのは佐伯教授でした。無事佐伯式により、オペは成功し終了しました。
「 もう論文は書き終わってるんだろう?なら、こんなオペをする意味はない」
高階がスナイプに目をつけたそもそものきっかけが、この小春ちゃんを助けたかったからです。 あの子がいるから、教授に何度も頭を下げてスナイプを日本に持ってくることができたのです。
「今度はその教授を裏切り、敵の教授の下について、ようやくこのオペにたどり着くことができた。 このオペが成功して小春ちゃんを救えなければ、論文も成功したとは言えない。」高階がなぜあんなにスナイプを推奨してきたのか?がわかった瞬間でした。
高階は「今の私の技術では、無理なんだ!」と声を荒らげて言い、「渡海先生、このスナイプであの子を助けてください。」と渡海に頭を下げました。
すると渡海は「長い言い訳。じゃあ殺せよ。お前もう死ね。スナイプじゃ不可能なんだよ」と言い渡海の部屋で高階にスナイプの設計図を渡しました。
「いくら腕があったって切れないメスじゃオペはできないんだよ。」 スナイプの欠点はパーツが大きいこと。小さい小春ちゃんの心臓にはシミュレーションでも、ギリギリのサイズ、そこに人間の技量が入ります。
渡海はパソコンを見せ、カテーテルにスナイプの先端をつけてやる方法を高階に提示し、それを見た高階は「そんな最高難度のオペは渡海先生にしかできない。」と言いました。
すると「無理なんだわ。 俺は今オペをするなって言われてるから。どうする?」渡海はニヤリと笑いながら言いました。渡海は最初から自分が小春ちゃんを執刀するつもりだったのです。
高階はすぐに佐伯教授に渡海の手術許可をもらいに行きました。小春ちゃんを救うために今まで動いてきた高階にとって、佐伯教授に頭を下げることはなんでもないかのようです。
こうなる展開がわかっていたのか?と思うくらい、佐伯教授はあっさり、渡海の手術を許可しました。
そして小春ちゃんの手術は高階&渡海のタッグで無事成功!!(いがみ合ってた2人が協力して成功させたシーンはなんだか感動してしまいました)手術後高階は渡海にお礼を言いました。
終章
そして手術室をあとにした渡海を佐伯教授は待ち伏せをしていて、和解。したと思いきや、渡海は高階に「佐伯清剛を信じるな。あの男は、自分の身に危険が及んだとき、平気で周囲を切り捨てる男だ。それが長年の盟友であっても。」と言いました。
渡海から高階へ「 あんたにはいずれ金じゃないものを払ってもらう」
佐伯教授の盟友は渡海一郎なのではないか?X線写真のペアンとも何か関係があるのでは??と勘ぐってしまいます!
日本外科ジャーナルの本を手にして佐伯教授と高階が末尾を見ると、そこには西崎教授の名前がありました。そして高階は、「もう東城大に用はない」と去っていく覚悟を決めていました。
5話 涙の決断!子どもの命を絶対に助けて!!
第5話では、東城大学病院に新たな課題が訪れます。海峡手術ができない小春ちゃんの命を救うため、新たに導入された手術支援ロボット「ダーウィン」による手術が行われることになります。
ダーウィンは西崎教授のいる帝華大にあり、それを貸してほしいと頼む高階に西崎教授は条件を出します。
西崎教授の条件は執刀医を松岡(音尾琢真)にするというもの。背に腹は代えられない高階は、その条件を飲むも…?
小春ちゃんの手術は成功したのでは?再手術の謎
小春ちゃんの難しい手術は前回で無事成功したのですが、血液検査をしたところ手術を行った中隔の欠損部分に感染が生じていることが判明します。
そのまま退院させれば分からない、論文のために小春ちゃんをそのまま退院させてしまえという西崎教授…。西崎教授にはもはや医師としてのプライドはなく、大切なのは論文、そして自身の出世だけなのは明らかです。
立ちすくむ高階の元へ、小春ちゃんの退院許可の書類を持って現れる渡海。スナイプを広めるためにはこのまま小春ちゃんを退院させればいい。だけどそうすれば、お前の救いたかった小春ちゃんは助からないけどな。という渡海。
そこへ現れる世良!…と、迷っていた高階の背中を押すように小春ちゃんの容態が悪くなり、急遽処置が必要な状況になります。無事に処置を終了した高階は、腹をくくり小春ちゃんを助けるため今回のスナイプ手術は失敗したと認め、再手術を要請します。
そして、再手術で使える機器で思いついたのが、東城大にはない「ダーウィン」でした。
執刀医は渡海ではない!?
高階は執刀医の松岡に対し、「ダーウィンでの子どもの手術は初めてだろう?大丈夫なのか」と確認するも、松岡はバカにして相手にしません。ダーウィン手術を専門としている自分の腕を過信している様子の松岡に不安を覚えるも、小春ちゃんの手術は松岡主導で行われることになります。
しかし、手術中に予期せぬトラブルが発生。ダーウィンが突然停止し、患者の命が危険にさらされます。なぜ、ダーウィンが停止したのか?それは、小さな子どもの手術に対しダーウィンのアームが大きすぎ互いに干渉しぶつかり、動かなくなったためでした。
子どもの身体を想定して機器の調整を怠った松岡が悪い、お前の退職金1000万でも助けてやるよ。と、いつもの渡海が登場します。
華々しいダーウィン手術のお披露目になるはずが、顔に泥を塗られた形の西崎教授は怒り心頭です。
結局助けるのは渡海!
途中まで上手くいっていた小春ちゃんの手術でしたが、機器の調整を怠ったことにより大量出血で危険な状態に陥ります。
渡海は小春ちゃんの手術が危険な状態になることを予期していたかのように、造血剤で貯めていた小春ちゃん自身の血液を猫田(趣里)に持ってこさせます。「どのくらい持つ?」と問う渡海に「30分持ちます」と答える猫田。
「無理だ、できるわけない」との周囲の声に対し「できちゃうんだな」と軽々と答える渡海。的確な指示出しとスピーディーな腕裁きで時間内に見事、手術を終わらせる渡海…。
東城大はできるんだ。という渡海!超カッコイイー!!
【第5話放送まであと30分?✨】
— 日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」 (@blackpean_tbs) May 20, 2018
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渡海の冷静かつ迅速な対応により、手術は成功し、彼の技術の高さが再確認されました。それを唖然と見守る西崎教授と、満足げな佐伯教授との対比が印象的でした。
見限られたはずの高階に再び西崎教授から救いの手が!?
小春ちゃんの手術前には西崎教授から見限られたはずの高階でしたが、小春ちゃんの手術が無事に成功した後に待っていたのは西崎教授からの救いの手でした。手術前には「もうお前は必要ない」という態度だった西崎教授…。手のひらを返したように、失態をさらした松岡から高階へ笑顔を向けます。
変わり身の早い西崎教授…。松岡にはもう二度と自分の前には現れるなと言い、再び高階を引き入れます。「権力闘争にもう自分は関係ない」と思っていた高階は、再び西崎教授の駒として使われる運命に舞い戻ります。
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