朝ドラ『あんぱん』第21週(101話〜105話)は、「手のひらを太陽に」誕生という名曲の誕生秘話と、のぶの家出&嵩の再起という夫婦のリアルが描かれた感情たっぷりの1週間でした。
さらに、人気歌手・白鳥玉恵(久保史緒里)が初登場し、八木(妻夫木聡)と蘭子(河合優実)のパートでも過去の重い告白が…!
この記事では、21週のあらすじネタバレと史実とのつながり、そして次週の見どころをまとめてお届けします。
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【ネタバレ】21週『手のひらを太陽に』あらすじ:101~105話
21週は、嵩の書いた詩から生まれた名曲「手のひらを太陽に」が大ヒットし、のぶとの間に小さなすれ違いが生まれ、やがて仲直りするまでの“夫婦のリアル”が描かれます。さらに、人気歌手・白鳥玉恵(久保史緒里)が登場し、ストーリーに華を添えました。
101話:手のひらを太陽に誕生!
嵩がふとしたきっかけで書いた詩を、いせたくや(大森元貴)がメロディに乗せて歌に仕上げます。それが──あの名曲「手のひらを太陽に」。

まさかの大ヒット!でも、嵩くんの心はまだモヤモヤ。“本当にやりたいこと”とのギャップって、成功してるのに苦しい時あるよね。
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「手のひらを太陽に」は、『みんなの歌』で紹介され、子どもたちの間で歌われるようになりました👐
レコードから流れる歌声は、白鳥玉恵役の #久保史緒里 さんが歌われています🎤#朝ドラあんぱん 見逃しは📱https://t.co/d4KJhxQcJEhttps://t.co/PYdnHJTdIN pic.twitter.com/sdx0JSTBV9
102話:のぶ、まさかの会社解雇
一方、のぶは勤めていた会社を突然解雇され、肩を落として帰宅します。すると家には、人気歌手の白鳥玉恵(久保史緒里)と打ち合わせをしている嵩の姿が……!
白鳥玉恵に“嵩さん”と呼ばれてデレデレする嵩に戸惑ったのぶは、登美子を訪ねます。登美子は茶道教室を始め、活き活きとした姿を見せながら、のぶにこう助言します。
のぶの胸中には揺れる想いが芽生えていきます。

やなせたかしさんの実母は本当にいろんな習い事をしていて、自立の道を模索していたんだって。登美子さんにもそれが反映されているよね。

白鳥玉恵のモデルとなった宮城まり子さんに、やなせたかしさんは“フラッ”としちゃったみたいだから、これも何だか実話に似ているね◎
\実話は著書でも確認できます/

103話:嵩が“まんが教室”に出演!
NHKディレクター・辛島健太郎(高橋文哉)からの依頼で、嵩は子供向け番組「まんが教室」の漫画の先生役に挑戦!初回生放送では緊張して絵描き歌を失敗してしまう場面もあり、視聴者の笑いを誘います。

嵩がテレビ出演で忙しくなってきた!やなせ先生は“困ったときのやなせさん”と呼ばれていたけど、嵩は“ファイティングやない”と呼ばれるように…!
そんな中、のぶの母・羽多子(江口のりこ)と、嵩の戦友だった今野康太(櫻井健人)が上京。康太は「たまご食堂」を開く計画を語り、「空腹の人にはお金がなくても食べさせる」という思いを打ち明けます。
104話:嵩の“逃げ”発言、のぶ家出へ…
「今、どんな漫画を描いているの?」いせたくやに問われた嵩は、「自分には漫画の才能がない。他の仕事に打ち込んでいる方がラク」と本音を漏らします。
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嵩に、どうして漫画を描かなくなったのか問うのぶ。
「嵩さんが本当に描きたいもんは何?」
「…もともと才能ないんだよ」
🔻嵩は感情をあらわにし…https://t.co/jhaMtO1WI4#今田美桜 #北村匠海#朝ドラあんぱん pic.twitter.com/kWz7FdMGOr

うわ…これ言っちゃダメなやつだよ~!でも、嵩の逃げたい気持ちも分かる…。複雑だなぁ。
105話:登美子の言葉、嵩の再起
のぶは羽多子と登美子と再会。登美子からは「言いたいことは思い切って言え」、羽多子からは「きちんと向き合え」とアドバイスされます。
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登美子から嵩の名前の由来を聞いたのぶは、山を登ることに⛰️
山頂に着き、嵩を思いながら『手のひらを太陽に』を歌い…
清々しい表情ののぶです😊✨#今田美桜#朝ドラあんぱん 見逃し配信中📱https://t.co/j1DwTOUl2z pic.twitter.com/tpqk7JHHsA
のぶは自分が「何者にもなれなかった」と感じていた怒りを解きほぐし、山登りで心を整理。その頃、嵩ものぶの言葉を思い出し、再び漫画を描き始めます。
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「うちは何者にもなれんかった」
「教師も、代議士の秘書も、会社勤めも…何ひっとつ、やり遂げれんかった…」
「嵩さんの赤ちゃんを産むこともできんかった…」
🔻感情を吐き出すのぶに、嵩は…https://t.co/XytTHsMBoW#今田美桜 #北村匠海#朝ドラあんぱん pic.twitter.com/b2Covhjw2I
家に戻ったのぶは嵩と仲直りし、嵩の描きかけの漫画を見つけて笑顔に◎

嵩が漫画を再開!描いたのは…“太ったおんちゃん”があんぱんを配る漫画…って、これ…初代アンパンマンの伏線かな!?
👉 この21週は「手のひらを太陽に」の大ヒット、そして“のぶ家出&嵩の再起”という山あり谷ありの週でした!
【実話解説】史実はどうだった?『手のひらを太陽に』誕生秘話
21週で描かれた最大のトピックは、嵩が詩を書き、いせたくやが曲をつけて完成した「手のひらを太陽に」。実はこの楽曲、現実のやなせたかしさんと作曲家いずみたくさんのタッグによって生まれた名曲です。
🎵 懐中電灯と“血の色”が生んだ詩
やなせさんがこの詩を思いついたのは、意外にも 仕事場で懐中電灯をいじっていた時でした。退屈しのぎに自分の手のひらに光を当てていたら──
その瞬間、頭に浮かんだフレーズが「手のひらを太陽に すかしてみれば」。この何気ない遊び心から、あの名曲の第一歩が刻まれたのです。

子どもの頃の“レントゲンごっこ”がヒントになったんだって!そんな偶然から生まれた楽曲が、今や教科書に掲載される名曲に…!
\『手のひらを太陽』誕生秘話は動画でも解説中/
📺 「みんなのうた」で子供たちに届く
1962年、歌手宮城まり子さんの歌声で「手のひらを太陽に」がNHK『みんなのうた』で流れるもその時はヒットとはならず。1965年にボニージャックスが歌いレコードを発売、紅白歌合戦で披露されたことで大ヒット。今では日本人なら誰でも知っている名曲となりました。
この歌詞には、やなせさんの命への深いまなざしが込められています。
ぼくらはみんな生きている 生きているから歌うんだ
戦争を体験し、「生きる」ことの意味を問い続けたやなせさんだからこそ書けた言葉でした。

このフレーズ、改めて聴くとめちゃくちゃ深い…。ただの子どもの歌じゃない、命の歌なんだよね。…改めて聴くと涙腺にくるよね。
🎼 いせたくやとの“生涯コンビ”の始まり
この曲をきっかけに、やなせたかし(嵩)といずみたく(いせたくや)は「どちらかが死ぬまでずっと曲を作っていこうと約束する」と誓うコンビに。その後も大人も子供も歌える楽曲を次々と生み出し、昭和の歌文化に大きな足跡を残します。

“手のひらを太陽に”は友情ソングでもあったんだよね。2人の約束が、のちの名曲ラッシュにつながったんだ…!
この21週で描かれた「手のひらを太陽に」の誕生シーンは、実在の史実を忠実に反映しつつ、ドラマならではの感情の動きを重ねた名場面でした。
🏃♀️#きょうのあんぱん🖌
— 朝ドラ「あんぱん」公式 (@asadora_nhk) August 17, 2025
嵩が書いた詞を読む、たくや。
「漫画みたいな歌詞ですね」
「もう頭の中でイメージがバ~ッて広がります。すばらしいです」
🔻たくやは、嵩の詞にメロディーをつけて歌い出し…https://t.co/utTdPmx7yQ#北村匠海 #大森元貴#朝ドラあんぱん pic.twitter.com/450AboGTDj

白鳥玉恵(実在モデル宮城まり子)登場!八木・蘭子パートにも注目
21週では、物語を彩る新キャラクター白鳥玉恵の登場と、八木と蘭子に焦点を当てたエピソードも見どころでした。
夫婦の物語と並行して描かれる友情・過去・そして新たな出会いが、ストーリーに深みを与えています。
🌟 人気歌手・白鳥玉恵の登場
嵩のもとに現れたのは、NHKで活躍する人気歌手・白鳥玉恵。嵩と「手のひらを太陽に」の打ち合わせをするシーンでは、玉恵の華やかさにのぶが少し戸惑う姿も描かれました。

玉恵さん、雰囲気からしてスター感すごい!のぶは、ちょっとヤキモチ焼いちゃったかもね?
白鳥玉恵の登場によって、嵩が一躍“売れっ子”になっている現状が視聴者にも伝わり、ドラマに現代的なポップさをプラスしました。
\宮城まり子(白鳥玉恵の実在モデル)解説はこちら/
≫【実在モデル】白鳥玉恵=宮城まり子!乃木坂46久保史緒里が演じる歌手の感動実話
👞 八木の会社と過去の告白
一方、八木はビーチサンダルなどを扱う会社を設立。かつてガード下にいた戦争孤児・木月アキラや、戦地で宣撫班長だった粕谷将暉が働き、蘭子も商品の宣伝コピーを書くなど、多彩な人材が集まります。
しかし、蘭子が映画評を書いた際、八木から 「辛口すぎる」と指摘され、口論に。蘭子は 「誰にも心を開かない人に愛なんて語れない」 と八木を責めてしまいます。
🏃♀️#きょうのあんぱん🖌
— 朝ドラ「あんぱん」公式 (@asadora_nhk) August 19, 2025
のぶと嵩から八木の過去を聞き、謝りに来た蘭子。
「…ご家族は…戦争で?」
🔻互いに戦争で失ったものについて話し…https://t.co/fCul3sAikz#河合優実 #妻夫木聡#朝ドラあんぱん pic.twitter.com/vGyv8VvV11

おやおやおや…?なんだか、八木さんと蘭子がくっつきそうな予感…!っていうか、八木さんのモデルはサンリオ創業者・辻信太郎っぽいよ!?
\辻信太郎(八木信之介の実在モデル?)解説はこちら/
≫【あんぱん実話】八木信之介(妻夫木聡)の実在モデルは誰?サンリオ社長・辻信太郎要素あり
✍️ 蘭子との関係性も進展
八木の苦しみを知った蘭子は謝罪し、彼の中にある「誰かのために生きる覚悟」に触れて少しずつ距離を縮めていきます。

蘭子の言葉は、ちょっとキツかったけど…結果的に八木さんの本音を引き出した!同じような経験をした2人…これは、くっつきそうじゃない!?
この白鳥玉恵の華やかさと八木の重い過去の対比は、21週の感情の幅を広げる大きな要素。夫婦の物語にとどまらず、“仲間たちの人生”にもスポットを当てたことで、物語全体に厚みを持たせています。

【展開予想】八木信之介=辻信太郎説再び!22週の見どころ
21週で「手のひらを太陽に」が誕生。のぶだけでなく、八木にも『逃げちゃだめだ。漫画は描き続けろ』と言われた嵩は、再び漫画を描き始めました。22週「愛するカタチ」では、その勢いのまま新たな創作活動が動き出し、物語がさらに深まります。
のぶと嵩の夫婦生活は再び落ち着きを取り戻しますが、妹メイコと夫・健太郎の間に不穏な空気が…。家族の中で描かれる“夫婦の距離感”にも注目です。
22週のラストでは、嵩が脚本を手がけるラジオドラマ「やさしいライオン」が登場。これは後に大きな反響を呼び、のちの『アンパンマン』にもつながる重要な作品です。
👉 22週は、嵩の新たな代表作への道が動き出すと同時に、家族や仲間との関係も揺れ動く重要な章になりそうです。
\21週の動画解説はこちら/

まとめ:急ぎ足で描かれる転機の数々!近づく、アンパンマンの誕生
21週「手のひらを太陽に」では、嵩が書いた詩が「手のひらを太陽に」となって大ヒット。しかし、その裏で漫画を描けない葛藤に苦しむ嵩と、支えたいのにすれ違ってしまうのぶの姿が描かれました。
のぶの家出、登美子や羽多子の名アドバイスを経て、嵩は再び漫画を描き始める決意を固めます。さらに、新キャラ白鳥玉恵(久保史緒里)の登場、そして八木と蘭子の心の交流も加わり、物語は大きな転換点を迎えました。

“手のひらを太陽に”の感動と、夫婦のすれ違いが同時に進む週。嵩の再起に、見えてきた“アンパンマン”誕生の瞬間に期待大…!
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コメント
蘭子を幸せにしてほしい!
本当、蘭子には幸せになってほしいですよね!! (ノシ*‘꒳´*)ノシ バンバン