朝ドラ『あんぱん』第18週「ふたりしてあるく 今がしあわせ」では、嵩(北村匠海)がついに東京へ上京!のぶ(今田美桜)との婚約、三星百貨店への就職、中目黒の長屋で始まる同棲生活――ふたりの関係が大きく進展しました。
本記事では 第86〜90話の詳しいネタバレあらすじ、嵩&のぶの恋の進展解説、そしてやなせ夫妻の実話比較まで、深掘りしてお届けします。天井の穴から見た星空シーンに心打たれた方も、ぜひ一緒に振り返ってみましょう!
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【ネタバレ】18週『ふたりしてあるく 今がしあわせ』あらすじ:86~90話
第18週のタイトルは「ふたりしてあるく 今がしあわせ」。嵩がついに東京へ上京し、のぶとの婚約、三星百貨店への就職、中目黒で新生活――ふたりの関係が大きく動く一週間でした。それぞれの話数で何が起きたのか、詳しく見ていきましょう。
第86話:のぶが高知へ戻る&嵩の決断
鉄子(戸田恵子)の選挙運動を手伝うため、のぶが高知に戻ります。選挙事務所は大忙しで、のぶと嵩はほんの一瞬だけ再会するものの、会話もできずに別れてしまいます。

なんかすれ違いが切ない~!でもこの“もどかしさ”が朝ドラの醍醐味!
そんな中、鉄子が無事に再選。数日後、嵩は大きな決断をします――高知新報を辞め、のぶを追って上京するのです。この瞬間、嵩は“漫画家を目指す人生”に進む覚悟を固めました。

第87話:登美子が東京に現れ、嵩に“現実”を突きつける
上京した嵩とのぶの部屋に、母・登美子(松嶋菜々子)が突然現れます。酒瓶を持ち込み、勝手に乾杯を始める登美子。場は一気に“母のペース”に。

何だか逆らえない感じ…。相変わらずの圧がすごい…!でもどこか憎めないキャラなんだよね~。
のぶが「嵩に思いきり漫画を描いてほしい」と語ると、登美子は冷たく言い放ちます――
さらに嵩にこう言い聞かせます。
嵩は返す言葉もなく、複雑な表情を浮かべました。
第88話:嵩が三星百貨店に就職!漫画を続ける誓い
母の言葉を胸に、嵩はついに三星百貨店(モデルは三越)の採用試験を受けます。試験を突破し、見事採用――「就職して安定した道を選んだ」ように見えますが、嵩には揺るがぬ想いがありました。

就職=夢を諦めた、じゃないんだ!二刀流で頑張る嵩、かっこいい~!
嵩は仕事での責任を果たしながら、漫画家の夢を手放さない道を選んだのです。同時に、中目黒の古い長屋を借りることが決まり、ふたりの“新生活”が動き出します。
第89話:中目黒の長屋で新生活スタート
嵩とのぶは中目黒の長屋へ引っ越します。しかし、その家はかなりの“ボロ屋”。共同トイレの天井には穴が空き、雨の日には室内も濡れてしまう始末。
嵩がびしょ濡れで帰宅すると、のぶはタオルで髪を拭いてあげながら笑いました。

「ふたりで住めるだけでもありがたい」って感じの、のぶ。ほんとポジティブ女神…!こういう人と一緒にいると、人生明るくなるよね◎
どんなに不便でも、ふたりなら笑って暮らせる――そう思わせる温かいシーンでした。

第90話:結婚目前!宴と星空の語らい
週のラストは、朝田家と柳井家の女性たちが集まる宴会シーン。にぎやかなお祝いの席を抜け出し、嵩はひとり夜空を眺めます。のぶも後を追い、ふたりきりの時間に。

天井の穴からの星空…朝ドラ史に残る名シーン!ボロ屋なのにロマンチックってずるい!
【あんぱん考察】嵩&のぶの恋の進展と“婚約”の意味
第18週は、嵩とのぶの関係が「好き同士」から「人生を共にする覚悟」へと進んだ重要な週でした。これまで何度も離れ離れになりながらも、ついにふたりは婚約を意識した関係になったのです。
嵩の上京は「恋心」だけじゃない決意の証
嵩は高知新報を辞め、のぶのいる東京へ向かいました。これはただの“恋の追いかけ”ではありません。
嵩の上京は、その両方を叶えるための人生最大の決断でした。

嵩、もう“たっすいがー”じゃないね。ついに“頼れる彼氏”感が出てきた!…出てきた…よね?
登美子が突きつけた“母としての現実”
しかし、そんな嵩の前に立ちはだかったのが、母・登美子。彼女はこう告げます。
漫画だけを描いて生きるという嵩の夢は、母の目には“不安定”に映ったのです。

めっちゃ正論…だけど胸が痛い…。親の立場なら言いたくなるのも分かるだけに…ジレンマだよ~。
この一言が、嵩に三星百貨店の採用試験を受けるきっかけを与えます。
「就職」そして「婚約」へ
嵩は母の言葉を受け止め、三星百貨店(モデルは三越)に就職。一方で「漫画は描き続ける」と宣言します。

嵩が就職しなくても、のぶが食べさせてくれそうな雰囲気だけど…嵩は漢気があるよね◎背中を押してくれた、登美子さんに感謝✨
ボロ家で見上げた星空が“心の婚約指輪”
ふたりが引っ越した中目黒の長屋は、天井に穴の空いたボロ屋。けれど、週のラストで嵩とのぶはその穴から星を見上げ、静かに語り合います。

指輪も誓いの言葉もないけど、もう婚約したも同然!ふたりの愛があれば、穴の空いた家もプラネタリウム💍
このシーンは、結婚式も婚姻届もないけれど、ふたりの心が確かに結ばれた“心の婚約”を象徴していました。
【実話比較】やなせ夫妻の上京・同棲・三越時代
『あんぱん』第18週の展開は、やなせたかしさんと妻・小松暢さんの実際のエピソードを色濃く反映しています。嵩が上京し、のぶと同棲を始め、三越(作中では三星百貨店)に就職するまでの流れは、ほぼ実話ベースです。
やなせさん、飯盒ひとつで東京へ
1947年(昭和22年)、やなせたかしさんは29歳で東京へ。荷物はほとんどなく、持っていたのは軍隊時代の飯盒(はんごう)1個だけでした。

えっ、飯盒ひとつで上京って…めっちゃ“ミニマリスト”!
当時は住宅難の時代。野宿も覚悟し、飯盒も“いざという時”のために持ってきたといいます。
小松暢さんとの“子ども部屋同棲”
のぶのモデル・小松暢さんは、東京で友人夫婦の家に間借りしていました。その家の子どもの世話を条件に、子ども部屋に住んでいたのです。

子ども部屋って…想像すると面白い…。でも本人たちは真剣だよね。結婚もまだなのに、いきなり子どもができた感じになったと著書で書いていたよ。
ふたりの全財産は、飯盒と大きなストロベリージャムの缶詰だけ。貧乏でも、ふたり一緒なら笑い合えた――そんな新婚生活が始まりました。
三越の採用試験と“奇跡の逆転”
やなせさんは生活を安定させるため、三越の宣伝部の採用試験を受けます。しかし、面接での態度が“生意気”だとされ採用を見送られそうになったのだとか。

嵩と一緒で、不器用なのが裏目に出ちゃったんだね。でもここから逆転劇が!
包装紙のロゴ「Mitsukoshi」はやなせ作!
三越時代のやなせさんの大仕事のひとつが、包装紙の筆記体ロゴ「Mitsukoshi」を書いたこと。
猪熊弦一郎氏がデザインした赤い模様の包装紙に、やなせさんが筆でロゴを入れました。このデザインは今も三越で使われています。

えっ、あの“オシャレなロゴ”ってやなせさんだったの!?と、驚いた人もいるのでは?アンパンマン生みの親は、三越の顔も作ってたんだ✨
第18週で描かれた“嵩の上京→同棲→三星百貨店就職”は、まさにやなせ夫妻の歩みそのもの。史実を知ることで、ドラマのシーンがさらに深く響きます。
\実話は著書でも確認できます/

【感想】 18週は「嵩とのぶの“心の婚約”」がテーマ!今後の展開は?
『あんぱん』第18週「ふたりしてあるく 今がしあわせ」は、まさに恋人から“人生のパートナー”へと進む週でした。

結婚式も婚姻届もないけど、あの星空は何よりのプロポーズ💍住宅難の時代、身を寄せ合う嵩とのぶにキュンとしたよね💕
19週は“夢へのシフト”と“家族の衝突”が待っている!
18週でふたりは“心の婚約”を果たしましたが、19週はさらに大きな転換点が訪れます。
この流れは、やなせたかしさんの実話と重なります。三越の社員から漫画家へと転身する過程は、夢を選ぶ勇気と家族の反発がドラマチックに描かれること間違いなしです。

登美子さんがまた波乱を呼ぶ!?でも、息子の人生がかかってるもんね。簡単には“どうぞ”って言えないかもなぁ…。
いよいよ運命の出会い続々!これからの見どころ
そして、ついに訪れる“嵩が漫画家になる瞬間”が近づいています。嵩とのぶの愛が「夢と現実を両立させる物語」へと進む中、視聴者の共感と感動はさらに深まるでしょう。

次週はいよいよ“夢へのシフト”が本格化!漫画家・嵩の誕生シーン、今から泣く準備しておこう…!
\18週の動画解説はこちら/

まとめ:嵩とのぶが“恋人”から“人生の伴侶”へ!新展開に悶絶
『あんぱん』第18週「ふたりしてあるく 今がしあわせ」は、嵩とのぶが“恋人”から“人生の伴侶”へと進んだ記念すべき週でした。
嵩が新聞社を辞めて上京し、三星百貨店に就職、そしてのぶと中目黒の長屋で同棲を始める――。天井の穴から見上げた星空は、指輪も誓いの言葉もないけれど、ふたりの心が確かに結ばれた“心の婚約”を象徴する名シーンでした。
19週からは、嵩の漫画家としての才能が芽吹き、やがて母・登美子との対立が深まることに。夢か安定か、愛か現実か――。 さらに激しい選択の時が訪れます。これからも『あんぱん』から目が離せません!
\今までの復習と予習はこちら/
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