【1970年代の大河ドラマ一覧】視聴率ランキング!ワースト&最高傑作
1970年代の大河ドラマは、時代背景やテーマの多様化が進んだ時期でした。『元禄太平記』や『黄金の日日』など、戦国や幕末だけでなく江戸中期の事件も取り上げられ、より幅広い視点で歴史が描かれるようになりました。
1970~1979年の大河ドラマ一覧:原作・脚本・時代・主人公・主演リスト
年 | タイトル | 原作 | 脚本 | 時代 | 主人公 | 主演 | 語り | 視聴率 |
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1970 | 樅ノ木は残った | 山本周五郎 | 茂木草介 | 江戸(伊達騒動) | 原田甲斐 | 平幹二朗 | 和田篤 | 21.0 |
1971 | 春の坂道 | 山岡荘八 | 杉山義法 | 江戸初期 | 柳生宗矩 | 中村錦之助 | 福島俊夫 | 21.7 |
1972 | 新・平家物語 | 吉川英治 | 平岩弓枝 | 平安末期(平家の興亡) | 平清盛 | 仲代達矢 | 渡辺美佐子 / 福本義典 | 21.4 |
1973 | 国盗り物語 | 司馬遼太郎 | 大野靖子 | 戦国 | 斎藤道三 / 織田信長 | 平幹二朗 / 高橋英樹 | 中西龍 | 22.4 |
1974 | 勝海舟 | 子母澤寛 | 倉本聰 / 中沢昭二 | 幕末 | 勝海舟 | 渡哲也 → 松方弘樹 | 石野倬 | 24.2 |
1975 | 元禄太平記 | 南條範夫 | 小野田勇 / 小幡欣治 / 土橋成男 | 江戸中期(忠臣蔵) | 柳沢吉保 | 石坂浩二 | 福本義典 | 24.7 |
1976 | 風と雲と虹と | 海音寺潮五郎 | 福田善之 | 平安中期(承平天慶の乱) | 平将門 | 加藤剛 | 加瀬次男 | 24.0 |
1977 | 花神 | 司馬遼太郎 | 大野靖子 | 幕末 | 大村益次郎 | 中村梅之助 | 小高昌文 | 19.0 |
1978 | 黄金の日日 | 城山三郎 | 市川森一 / 長坂秀佳 | 安土桃山 | 呂宋助左衛門 | 市川染五郎 | 梶原四郎 | 25.9 |
1979 | 草燃える | 永井路子 | 中島丈博 | 鎌倉(源平合戦~承久の乱) | 源頼朝 / 北条政子 | 石坂浩二 / 岩下志麻 | 森本毅郎 | 26.3 |
【図解】1970年代大河ドラマ全作視聴率一覧:NHK受信契約数推移も
年 | タイトル | 主演 | 平均 | 初回 | 最高 | 最低 |
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1970 | 樅ノ木は残った | 平幹二朗 | 21.0 | 27.6 | 27.6 | |
1971 | 春の坂道 | 中村錦之助 | 21.7 | 19.1 | 27.5 | |
1972 | 新・平家物語 | 仲代達矢 | 21.4 | 17.3 | 27.2 | |
1973 | 国盗り物語 | 平幹二朗 / 高橋英樹 | 22.4 | 27.5 | 29.9 | |
1974 | 勝海舟 | 渡哲也 → 松方弘樹 | 24.2 | 30.5 | 30.9 | |
1975 | 元禄太平記 | 石坂浩二 | 24.7 | 29.9 | 41.8 | |
1976 | 風と雲と虹と | 加藤剛 | 24.0 | 28.0 | 30.1 | |
1977 | 花神 | 中村梅之助 | 19.0 | 16.5 | 25.9 | |
1978 | 黄金の日日 | 市川染五郎 | 25.9 | 29.8 | 34.4 | 19.8 |
1979 | 草燃える | 石坂浩二 / 岩下志麻 | 26.3 | 27.9 | 34.7 | 19.2 |

年 | タイトル | 視聴率(%) | NHK契約数(合計) |
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1970 | 樅ノ木は残った | 21.0 | 22,818,567 |
1971 | 春の坂道 | 21.7 | 23,520,254 |
1972 | 新・平家物語 | 21.4 | 24,433,463 |
1973 | 国盗り物語 | 22.4 | 24,924,985 |
1974 | 勝海舟 | 24.2 | 25,753,396 |
1975 | 元禄太平記 | 24.7 | 26,544,758 |
1976 | 風と雲と虹と | 24.0 | 27,058,881 |
1977 | 花神 | 19.0 | 27,773,219 |
1978 | 黄金の日日 | 25.9 | 28,393,682 |
1979 | 草燃える | 26.3 | 28,931,692 |
1970年代大河ドラマ視聴率ランキング:最高傑作は「草燃える」26.3%!
1970年代大河ドラマ視聴率ランキング(平均視聴率の高い順)
- 草燃える(1979年) – 26.3%
- 黄金の日日(1978年) – 25.9%
- 元禄太平記(1975年) – 24.7%
- 勝海舟(1974年) – 24.2%
- 風と雲と虹と(1976年) – 24.0%
- 国盗り物語(1973年) – 22.4%
- 春の坂道(1971年) – 21.7%
- 新・平家物語(1972年) – 21.4%
- 樅ノ木は残った(1970年) – 21.0%
- 花神(1977年) – 19.0%

ちゃはむ
「草燃える」が26.3%でトップ、次いで「黄金の日日」「元禄太平記」が続く結果になりました!
1970年代大河ドラマ視聴率ワーストランキング:面白くないのは「花神」19.0%
1970年代大河ドラマ視聴率ワーストランキング(平均視聴率が低い順)
- 花神(1977年) – 19.0%
- 樅ノ木は残った(1970年) – 21.0%
- 新・平家物語(1972年) – 21.4%
- 春の坂道(1971年) – 21.7%
- 国盗り物語(1973年) – 22.4%
- 風と雲と虹と(1976年) – 24.0%
- 勝海舟(1974年) – 24.2%
- 元禄太平記(1975年) – 24.7%
- 黄金の日日(1978年) – 25.9%
- 草燃える(1979年) – 26.3%

おはむ
1970年代で最も視聴率が低かったのは「花神」(19.0%)です。1970年代は基本的に20%以上の視聴率…今から考えると驚愕の数値…!
コメント
『真田丸』!日本史が苦手で、大河ドラマもあんまり・・・という私の先入観をひっくり返してくれたのが「真田丸」でした。先輩に勧められて半信半疑で見始めたのですが、三谷幸喜さんに感謝しかない。予想を上回るおもしろさでした!
現代に近いんですよね、セリフもテンポも。それがNGな人もいると聞きましたが、私には親しみが感じられてよかったです。
そしてキャストがなんといっても最高です。真田信繁をのびのびと演じる堺雅人さんも素晴らしかったですが、真田昌幸役の草刈正雄さんの彫りの深い顔立ちが、時代劇にこんなにハマるなんて驚きでした。
『西郷どん』は鈴木亮平さんの演技がとにかく熱くて感情にグッとくる場面が多かったです。ただ、前半の薩摩編はちょっと長く感じたし、後半は話が一気に進んでついていくのが大変なところも。西郷さんが「良い人すぎる」描かれ方だったので、もう少し複雑な部分も見たかったな〜と思いました。でも、人との絆や故郷への想いがしっかり描かれていて、心に残る場面はたくさんありました!
『真田丸』、めちゃくちゃ楽しかったです!堺雅人さん演じる真田幸村(信繁)が本当に魅力的で、頭の良さと人懐っこさのバランスが絶妙でした。最初は小さな家の一武将だったのに、どんどん大きな歴史のうねりに巻き込まれていって、それでも諦めずに戦う姿が本当にかっこよかったです。
三谷幸喜さんの脚本のおかげで、重たい戦国時代の話なのに、ところどころクスッと笑えるシーンがあって、キャラクターたちがすごく人間らしく描かれていたのも印象的でした。家族との絆もすごく丁寧に描かれていて、特に父・昌幸(草刈正雄さん)とのやりとりが面白くて、ちょっと泣ける場面もありました。
最終回に向けてどんどん盛り上がっていく展開も熱くて、見終わったあと「幸村、最高!」って叫びたくなるような大河ドラマでした!
『鎌倉殿の13人』、めちゃくちゃ面白かったです!最初は歴史がちょっと難しそうだなって思ってたんですけど、ストーリーのテンポがすごく良くて、どんどん引き込まれました。小栗旬さん演じる北条義時が、最初は普通の優しい青年だったのに、いろんな裏切りや権力争いを経験してどんどん顔つきまで変わっていくのがリアルで、毎回ドキドキしました。
三谷幸喜さんの脚本だけあって、シリアスな中にもクスッと笑える場面があったり、キャラクター同士の会話がすごく人間味があって、重たい話なのに飽きずに見続けられました。誰が味方で誰が敵か分からないスリルもあって、最後まで目が離せなかったです!ラストは本当に胸が苦しくなったけど、それも含めてめちゃくちゃ心に残る大河ドラマでした。
『篤姫』本当に素敵なドラマでした!宮﨑あおいさん演じる篤姫が、とにかく芯が強くて魅力的。最初はちょっとおっとりしてるのかな?と思ったけど、物語が進むにつれてどんどん成長していって、あの激動の時代を必死に生き抜く姿がすごくかっこよかったです。
お姫様っていうと「守られる存在」みたいなイメージがあったけど、篤姫はむしろ自分から運命に立ち向かっていくタイプで、すごく応援したくなりました。周りの人たちとの関係性も深く描かれていて、特に家族や側近たちとの絆のシーンには何度も泣かされました。
歴史ドラマなのにすごく身近に感じられて、「自分も頑張ろう」って前向きな気持ちになれる作品でした!
『龍馬伝』めちゃくちゃ面白かったです!最初は歴史ものってちょっと難しそうだなと思ってたんですが、見始めたらあっという間に引き込まれました。福山雅治さんの龍馬がとにかくかっこよくて、でも完璧じゃなくて、ちゃんと悩んだり、ぶつかったりしながら成長していくところがリアルで共感できました。
映像もすごく迫力があって、時代劇っぽい重さより、もっと生き生きしてる感じがして新鮮でした。音楽もめちゃくちゃ良くて、シーンごとにテンション上がったり泣きそうになったり…。歴史に詳しくなくても全然楽しめるし、龍馬たちの「未来を変えたい!」って気持ちがすごく伝わってきて、見終わった後もずっと心に残るドラマでした!
個人的に1番好きな大河ドラマは、「軍師官兵衛」!
岡田准一が演じる青年期の官兵衛もエネルギッシュでかっこいいが、荒木村重に幽閉された後の歩き方や渋みが時代をくぐり抜けてきた官兵衛を感じることができる。
また、竹中直人演じる豊臣秀吉が過去と同期しており、その点も見応えあり。
個人的には、髙橋一生演じる井上九郎右衛門が、表情や言動は激しくないものの忠誠心や才能豊かな面を垣間見ることができとてもよい。