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【彼女がそれも愛と呼ぶなら】原作ネタバレ感想!ポリアモリー(複数愛)の結末、小説とドラマの最終回とは

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一木けいの小説『彼女がそれも愛と呼ぶなら』が、2025年4月にドラマ化されることが決定!原作は、ポリアモリー(複数愛)というユニークなテーマを扱い、恋愛や家族の在り方、そして「普通」とは何かを問いかける物語です。

ドラマ版の主人公・伊麻(演:栗山千明)は、自由な恋愛観を持つシングルマザー。彼女と3人の恋人、そして高校生の娘・千夏が織りなす日常は、時に温かく、時にハラハラさせられる場面も。

この記事では、原作小説のあらすじやネタバレを含めた感想、さらにドラマ版での変更点や小説のラストシーンがドラマの最終回で描かれるのかなどを考察します。

ちゃはむ
ちゃはむ

ポリアモリーって、なんだかドラマでも新鮮なテーマ!小説とドラマの違いも気になる~。伊麻さん目線では、世界はどう映っているんだろう?

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【ネタバレ】小説『彼女がそれも愛と呼ぶなら』のあらすじ

『彼女がそれも愛と呼ぶなら』は、一木けいが描くポリアモリー(複数愛)をテーマにした長編恋愛小説です。物語の中心には、自由奔放なシングルマザーの伊麻(42歳)とその娘・千夏(高校生)がいます。

伊麻は、結婚していないものの3人の恋人(亜夫、到、氷雨)と娘・千夏と共に一つ屋根の下で暮らしています。伊麻の恋愛スタイルは、パートナーが複数いることを全員が認め合った上での関係性、いわゆるポリアモリーです。

この特殊な家庭環境の中、千夏は学校生活や初恋で悩み、伊麻の友人である絹香もまたDV夫との関係に苦しんでいます。登場人物たちは、それぞれ自分らしい「愛のかたち」を模索していきます。

【登場人物紹介】原作は伊麻の娘・千夏が主役!小説のメインキャラクター

  • 伊麻(42歳):挿絵作家として働くシングルマザー。常に新しい恋愛にオープンで、嫉妬や束縛とは無縁の生き方を貫いています。演:栗山千明
  • 千夏(高校生):伊麻の娘。家庭環境を友人に打ち明けられない悩みを抱えています。彼氏・太呂との関係が大きな転機を迎えます。
  • 太呂(千夏の彼氏):クラスの人気者で、千夏に積極的にアプローチしますが、次第にデートDVを行い、ストーカー化していきます。
  • 資朝(千夏の好きな人):イケボなクラスメイトで、20歳の彼女がいることが発覚し、千夏の淡い恋心は儚くも終わります。
  • 絹香(伊麻の友人):DV夫との関係に苦しむパート勤めの主婦。恋愛や自分らしい生き方を見つけようと模索します。
  • 針生(45歳):剥製作家。絹香の想い人で、彼女に新たな希望を与える存在。

ドラマの主役は伊麻!高校生を娘に持つシングルマザーの“自由恋愛”

おはむ
おはむ

ドラマの主人公は伊麻で、メインキャラクターはこの伊麻の恋人たちだよ。

  • 到・亜夫・氷雨(伊麻の恋人たち)
    • 到(45歳):イタリアンバルの店主で、伊麻の最も古いパートナー。千夏にも父親のように接しています。演:丸山智己
    • 亜夫(36歳):美容男子で、若干デリカシーに欠けますが、盛り上げ役として存在感を放っています。演:千賀健永
    • 氷雨(26歳):大学院生で知的な性格。伊麻にプロポーズするも、その願いは叶わず去っていきます。演:伊藤健太郎
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【原作小説の結末】それぞれの愛の形!最後は特に絹香が気になる

あらすじだけを見ると、何だかドロドロした話なのでは?と思いがちですが、生まれた時から千夏は伊麻の元で育っており、それを普通だと思っています。到の千夏への接し方は父親のようで、亜夫の千夏への接し方は年の離れた兄(または姉)のように見えます。

ちゃはむ
ちゃはむ

母親の恋人が連れ後をどうこう…というニュースを昨今見ますが、そういったことは全くありません。千夏は“ママの恋人”が好きで、それは家族愛として描かれます。

千夏のラスト:ストーカー化した彼氏と別れ、花梨と親友になる

千夏は、太呂からデートDVやストーカー行為を受け、心身ともに疲弊します。しかし、伊麻や彼女の恋人たちの助けを借りて、無事に太呂と別れることができます。

その後、自分の家族や彼氏のことを正直に話せなかったためギクシャクした友人・花梨に心を開き、真の親友関係を築いていきます。

おはむ
おはむ

太呂と別れられるかハラハラしたけど、ホッとしたよ~。中学時代は友達関係で悩んでいたけど、これからの高校生活は楽しいものになりそう♪

氷雨の選択:伊麻の元を離れ、一対一の安定した恋愛を選ぶ

氷雨は伊麻に対して結婚を望みプロポーズしますが、伊麻は一人の人と結ばれることを望んでおらず、彼の期待には応えられませんでした。

結果的に、氷雨は伊麻の元を離れ、大学院で自分のことを慕っている女性と一対一の安定した恋愛に進むことを選びます。

ちゃはむ
ちゃはむ

一途な氷雨くんには伊麻さんとの恋愛はきつかったみたい。伊麻さんのことを相談していた相手との“予測の付く安定した未来”を選択します。

小説では一番気になるラストシーン!絹香と針生の未来は?

絹香は、DV夫との関係を修復しようと努力しますが、夫の態度は変わらず、心身ともにボロボロになります。疲弊する生活の中、到のバルを訪れたときに自宅のクリスマスパーティーに招かれます。

志麻家族に囲まれ、改めて『会いたい人には会いたいと言って』という亡き父の言葉を実感。自分の本当の気持ちに気づき、針生に会いに行くことを決意します。

おはむ
おはむ

絹香さん、勇気を持って自分の幸せを選んだんだね。応援したくなる◎夫との関係に疲れ切った絹香さんに、針生さんが希望を与えてくれるといいなぁ。

常に新たな恋人候補がいる!?伊麻の変わらぬ愛のかたち

伊麻は、到や亜夫との関係を続けながらも、常に新しい恋に積極的です。新たな恋人候補として、26歳の格闘技選手・マックスとの関係が示唆され、伊麻の恋愛模様はますます自由で多様な形を見せています。

ちゃはむ
ちゃはむ

千夏がハーフらしいから、新恋人は千夏の実父?と思ったけど、マックスくん超若い!伊麻さんの自由な恋愛スタイル、なんだか憧れちゃうなぁ…。

おはむ
おはむ

去った氷雨くんを追うことはしない。みんなが納得しているからこそのポリアモリーなんだよね。尊重し合える関係が大事!

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【考察】恋愛スタイルは個々の自由!ポリアモリー(複数愛)を考える

この小説では、日本での一般的な恋愛とは異なる「ポリアモリー」、いわゆる“複数愛”を描いています。一対一の恋愛ではなく、伊麻の恋人にもそれぞれ恋人がおり、皆それを普通のこととして接しています。世の普通に当てはまらないようにも見えますが、それを互いに認めていたらどうでしょうか。

ちゃはむ
ちゃはむ

誰かに迷惑をかけるわけじゃないし、それで皆が納得しているならOKなのでは?恋愛の形って自由だよね。ポリアモリーについて考えてみよう。

伊麻のスタンスは、恋はするけど嫉妬はしない

『彼女がそれも愛と呼ぶなら』の中で、伊麻の恋愛スタンスは非常にユニークです。「恋はするけど嫉妬はしない」という彼女のスタイルは、一般的な恋愛観とは一線を画しています。

彼女は、恋人たちが他のパートナーと過ごすことにも寛容で、束縛や所有欲とは無縁です。このスタンスは、ポリアモリー(複数愛)の中でも特に成熟した関係性を示しています。

おはむ
おはむ

普通だったら、ちょっとは嫉妬しちゃうよね?でも伊麻さんは本当に自由!恋愛は独占欲とセットだと思ってたけど…考えれば、一夫多妻制の国もあるし…。

ちゃはむ
ちゃはむ

世の常識は、ところ変われば変わるもの。到さんが自分が家を空けるときに、いてくれたら安心だって亜夫さんを呼んだようだし…皆その関係が心地よさそうだよね。

ポリアモリー=浮気や不倫ではない!実際の社会での受け入れ方

ポリアモリーとは、複数のパートナーと合意のうえで恋愛関係を築くスタイルのことです。単なる浮気や不倫とは異なり、全ての関係者が合意していることが重要です。本作でも、伊麻や彼女の恋人たちは「自由な恋愛」を楽しみつつ、互いに尊重し合っています。

現実社会においても、ポリアモリーは少しずつ認知されてきていますが、まだまだ一般的ではありません。「恋愛は一対一であるべき」「家族はこうあるべき」という固定観念が根強いため、受け入れられにくい面もあります。

おはむ
おはむ

なんだか難しそうだけど、全員が納得していればアリなのかも?別に犯罪じゃないし、周囲に迷惑をかけてるわけじゃないもんね。

ちゃはむ
ちゃはむ

でも、実際にやろうとすると、やっぱり感情的な部分が難しそうだよね。まぁ、合わない人はやらないだけだから…こういう愛があっても良いのでは?

作中で描かれる「普通」と「自由」の対比

この小説では、「普通」と「自由」が鮮明に対比されています。伊麻の自由な恋愛観に対して、絹香の夫は「普通の結婚生活」を求め、千夏の彼氏・太呂は「普通のカップルの在り方」を強制します。

「普通はこうあるべき」という社会通念に縛られたキャラクターたちと、自分の気持ちに正直に生きる伊麻の対比が、物語に深みを与えています。特に、伊麻の「会いたい人に会う」「自分の目盛りで生きる」という言葉は、読者に強いメッセージを投げかけます。

おはむ
おはむ

普通って、誰が決めるんだろうね?自分らしく生きる方が素敵◎他人に合わせるより、自分の幸せを大事にする伊麻さんの生き方、学びたいな~!

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栗山千明主演でドラマ化!小説とドラマの違い

2025年4月期深夜帯でドラマ化される本作。原作とドラマで何が違うのか、気になる点や見どころを紹介します。

主役が子ども小夏から、母親伊麻へ!“普通”を揺るがすラブストーリー

小説版では、物語は千夏と絹香の視点を中心に進みます。千夏の複雑な家庭環境や、初めての恋愛での苦悩、そして絹香がDV夫との関係に悩む様子が丁寧に描かれています。

しかし、ドラマ版では主役が伊麻にフォーカスされています。自由な恋愛観を持つ伊麻が、どのように恋人たちや娘・千夏、友人・絹香と関わっていくのかがメインテーマとなっています。

ちゃはむ
ちゃはむ

伊麻さんが主役になると、より大人の恋愛ドラマって感じになるね!千夏や絹香の視点もどう描かれるのか、気になるところ…♪

ドラマ版で、千夏や絹香がどう描かれるかに注目!

ドラマ化で主人公の視点が変わることで、気になるところは…

  • 伊麻役:伊麻の魅力や複雑な恋愛観をどう演じるのか注目!
  • 千夏や絹香のエピソード:ドラマ版ではサブストーリーとして描かれる可能性が高い?
  • 見どころ:年頃の娘を持つ母親の視点、女性として恋愛を求める視点、より伊麻の本質へ迫れることを期待!伊麻と絹香の家庭内でのシーンが映像化されることで、よりリアルに「普通」と「自由」が表現され、視聴者が感情移入しやすくなると予想。

原作ファンの中には、「小説の繊細な心理描写がどれだけドラマで再現されるのか」を期待する声が多くあります。また、伊麻の自由な恋愛観や、千夏や絹香の葛藤がどのように視覚化されるのかも大きな見どころです。

おはむ
おはむ

原作も読んで、違いを比較して楽しもう。深夜帯だし、伊麻さんの自由な恋愛スタイルがしっかり描かれてほしいです◎

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【#かのそれ】ネタバレ感想とQ&A:愛に“普通”はあるのか

『彼女がそれも愛と呼ぶなら』の物語を通して描かれる伊麻の自由な愛の形。ポリアモリーという枠組みの中で、彼女は恋愛に嫉妬や束縛を持たず、自分の「目盛り」で生きています。しかし、彼女の愛が本当に「愛」と呼べるのか、読者や視聴者に問いかけられる部分も多くあります。

千夏や絹香の選択が視聴者・読者に問いかけるメッセージ

千夏は、太呂からのデートDVを受けながらも、家族や友人の支えによって救われました。一方で、絹香は夫との関係を再構築しようと試みるも失敗し、自分の本当に会いたい人(針生)に向かって新しい一歩を踏み出します。

二人の選択には、「自分らしく生きる」「自分の気持ちに正直になる」というメッセージが込められています。特に、絹香のラストシーンでは「会いたい人に会う」というシンプルで力強い行動が描かれ、読者に「自分はどう生きたいのか?」という問いを投げかけます。

ちゃはむ
ちゃはむ

結局DV夫と元サヤかと思われた絹香さんが変わろうとする瞬間!千夏が友人に心を開く瞬間!人は自分の意志で変われると、勇気をもらえます。

原作ファンとしてはドラマで、「普通の恋愛とは何か?」「自分の目盛りで生きるとはどういうことか?」といったテーマが深く掘り下げられること、また小説で描かれなかった絹香のその後が見られることを期待しています。

おはむ
おはむ

小説は余韻を持たせ、絹香さんのその後は読者の想像に委ねられたけど…ドラマでは特に伊麻さんが新しい恋人とどうなるのか、気になる~!

Q
『彼女がそれも愛と呼ぶなら』の結末はどうなる?
A

小説の最後でも、伊麻は変わらず複数の恋人と自由な関係を続けています。千夏は太呂と別れ、親友の花梨と心を通わせ、絹香は最終的に針生に会いに行くところで物語は幕を閉じます。

ドラマ版では、主役が伊麻に変わっているため、彼女の恋愛観や自由な生き方がより強調されると予想されます。結末が原作と同じかどうかは、視聴者にとっても大きな注目ポイントです。

Q
『彼女がそれも愛と呼ぶなら』のテーマ、ポリアモリー(複数愛)とは?
A

ポリアモリーとは、複数のパートナーと合意の上で恋愛関係を築くスタイルのことです。作中では、伊麻が複数の恋人と平等に接し、互いの自由を尊重し合っています。

実生活でもポリアモリーを実践する人々は存在しますが、まだ社会的な理解は十分ではありません。本作では、ポリアモリーが特殊なものとしてではなく、あくまで「一つの愛の形」として自然に描かれているのが特徴です。

ちゃはむ
ちゃはむ

ポリアモリーって、思ったよりも奥が深い…!自由な恋愛って恋人とそのまた恋人の同意がいるし、実践するのは難しそうだなぁ…。

Q
千夏の彼氏・太呂はどうなった?
A

太呂は、物語中盤から千夏に対してデートDVを行い、ストーカー化します。しかし、伊麻とその恋人たちの助けを借りて、千夏は無事に太呂と別れることができました。その後、千夏は友人の花梨に心を開き、安心できる人間関係を築くことに成功します。

おはむ
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太呂、最初はいい人そうだったのに…付き合うと豹変!外面だけは良いって…将来マジのDV旦那になりそうで…太呂の将来は絹香さんの夫なのでは?

Q
キスシーンはあるとして、ベッドシーンはある?複数での過激なシーンはある?
A

恋人な何人もいる=過激な内容なのでは?と感じるかもしれませんが、原作小説自体にそういった過激な描写はありません。アダルト要素のある内容を期待すると拍子抜けするほど、恋愛よりも“家族愛”の要素が強い作品となっています。

小説では視点が小夏と絹香なので、二人のそういったシーンは多少あるものの、そこに焦点を当てて書かれてはいないので、老若男女問わず楽しめます。

ちゃはむ
ちゃはむ

そもそも年齢制限がある小説ではないので、過激なシーンはありません。深夜帯のドラマかつ主人公が伊麻に代わることで、ベッドシーンはあるかも?

原作は全年齢対象、ドラマも地上波なので、ベッドシーンがあったとしても映像美で見せてくれるはずです。小説がドラマでどのように映像化されるのか、原作と比較し楽しみましょう。

mina

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