2025年冬ドラマで、毎週放送を楽しみにしていたのは、日曜劇場の御上先生です。
「考える」ということがどういうことなのかを考えさせられました。
みんなが感じている生きづらさを考えることで解決していく。自分が自信をもってやったことがどんな影響を与えるのか、間違えたと思ったときにどう向き合い行動するか、繊細な高校生の感情と共に考えさせられ、1話ごとに見ごたえがあるドラマでした。
毎話毎話で、少しずつ生徒と松坂桃李演じる御上先生との距離が近づいていくのも素敵でした。いろんな場面でその心の距離が近づいていく描写がありました。その中でも、最初は皮肉で呼ばれていた「オカミ」というニックネームがいつの間にか好意的になっていくところが良かったです。
最終話を観た後にまた最初から観たくなるストーリー構成でした。主題歌とのリンクもすごく良かったです。