21話「蝦夷桜上野屁音(えぞのさくらうえののへおと)」あらすじ感想:視聴率10.0%
蔦重は、歌麿との錦絵『雛形若葉』が不振に終わり、鶴屋で政演が手がけた青本の人気ぶりに圧倒されます。一方、田沼意次は蝦夷地の天領化を画策。
意知は密貿易の証拠を探るべく変装して潜入調査を開始し、花魁・誰袖との駆け引きが繰り広げられました。狂歌会では“放屁”をめぐる騒動も勃発し、芸と政が交錯します。
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「政」と「芸」が入り混じる緊迫の回。田沼父子の蝦夷地を巡る策略、誰袖の色仕掛け、そして狂歌会の放屁オチまで、シリアスとユーモアの振れ幅が絶妙でした。蔦重が「指図」の重要性に気づき、再起を誓う流れも熱く、次なる勝負に期待が高まります。
そして、初登場の松前藩主(えなりかずき)が怖い…!一橋治済とも親しそうでこの藩主から領地を取り上げるとなると、一筋縄ではいかなそうです。

22話「小生、酒上不埒(さけのうえのふらち)にて」あらすじ感想:視聴率9.4%
嫉妬と劣等感から筆を折った春町を、歌麿と喜三二が訪ね、真っ直ぐな想いで説得。春町はようやく心を開き、風刺と文字遊びに満ちた新作を完成させます。一方、誰袖は密貿易の証拠を得るため奔走し、意知に「証拠を掴んだら身請けして」と大胆な提案をします。
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“筆を折った男”が“放屁芸”で復活する、まさかの展開に笑って泣かされた回!春町の再起と和解、誰袖の機転と胆力、そして出版人たちの忘年会の熱気が、物語に生命を吹き込んでいました。重三郎と意知の再会も意味深で、政局が一気に動き出す予感です。
春町が最後、「狂名、酒上不埒!」とはっちゃけるシーンにが見どころ。北尾政演と何だか仲良くなれそうで、微笑ましい回でした。次回予告では、蔦重の妻・てい(橋本愛)の姿がチラ見えしたのも気になるところです。
23話「我こそは江戸一利者なり」あらすじ感想:視聴率8.8%
狂歌ブームで指南書『浜のきさご』が大ヒットし、蔦重は「江戸一の利者」と称される存在に。一方、誰袖は琥珀取引を巡り松前藩の廣年を口説き、“抜荷”の隠語も飛び交う中、政と芸の裏で駆け引きが激化します。蔦重は吉原の名を背負い、日本橋進出への覚悟を固めていきます。
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出版界での快進撃と裏で進む密貿易――蔦重と誰袖、二人の野望が交差する展開が熱い回でした。差別やしがらみに立ち向かい、吉原から“正々堂々”と羽ばたこうとする蔦重の覚悟には胸を打たれます。重三郎と意知の因縁も、物語をさらに深めていきそうです。
初登場の将来の蔦重の妻・ていですが、思いがけず蔦重(というより吉原)のことを毛嫌いしている様子。本屋を畳もうとするていですが、吉原者(耕書堂)には絶対に譲らないとの強い意志が見えました。ここから蔦重とていがどのように恋仲となっていくのかにも注目です。

24話「げにつれなきは日本橋」あらすじ感想:視聴率8.1%
日本橋進出を目指す蔦重は、吉原者が「見附内」に土地を持てないという江戸の掟をかいくぐるため、茶問屋・亀屋の名義で本屋「丸屋」を買い取る作戦に――。しかし証文を交わす直前、蔦重の関与が露見。地本問屋・鶴屋たちの妨害で交渉は決裂。
しかし蔦重は、「一緒に本屋をやらないか」とていに提案。縁談まで持ちかけるが、ていは「吉原者とは一緒になれない」ときっぱり拒絶。過去に裏切られた痛みと、重三郎への不信感が滲んでいました。
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一方、政の場では田沼意知が琥珀密貿易の証拠を探る中、松前道廣がついに誰袖の取引話に乗り始めます。田沼の策略は着々と進み、重三郎とは別の場所で“仕掛け”が動いていて――?
そして季節は夏へ――そんな折、ある旅人から「ウチからあの店、買いまへんか?」と思いがけない誘いを受け気になるところで次週へ持ち越しとなりました。
今回は“芸”よりも“政”と“人情”に比重が置かれた、感情揺さぶる展開でした。蔦重の抜け道作戦と、それを潰しにかかる旧勢力との攻防は、出版界の攻防というよりも“身分の壁”との戦い。ていの芯の強さと蔦重の直球な想いがすれ違う姿は、切なくもどかしく胸に残ります。
誰袖×意知コンビによる政局パートも静かに熱を帯び、松前藩との駆け引きがいよいよ本格化。蔦重の“負け”が描かれたことで、次なる再起に向けた布石がいっそう楽しみになりました。クライマックスへ向け、伏線と人間模様が濃く絡み始めています。
25話「灰の雨降る日本橋」あらすじ感想:視聴率9.3%
柏原屋の申し出で丸屋を買い取り、日本橋進出を果たした蔦重でしたが、浅間山の噴火で江戸中に灰が降り注ぎます。蔦重は灰掃除を町人たちと競い合いながら通油町に溶け込み、ついにていと夫婦として“たな”を構える決意を固めました。
一方で、意知と誰袖の思惑通り松前藩はオロシャとの取引を開始し、琥珀密貿易が動き出します。灰の雨の先に見えたのは、蔦重とていの新しい船出と、政局の火種の拡大でした。
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人情と策謀が絡む今回、蔦重の機転と行動力がついに町を味方につけ、ていとの絆が実を結ぶ姿が胸を打ちました。灰を笑いに変える江戸の粋と、意知と誰袖の危うい駆け引きの対比が物語をさらに奥深くしています。

26話「三人の女」あらすじ感想:視聴率9.8%
冷夏による米の高騰で耕書堂の台所事情も逼迫する中、蔦重の実母・つよが突然店に転がり込み、髪結いで暮らしを支えます。ていは蔦重に代わりつよを庇い、やがて「品の系図」を残して姿を消しますが、蔦重は寺へ追いかけ、ていに本当の想いを告げてついに二人は夫婦として結ばれました。
意知は蔦重との対話をヒントに株仲間制度の廃止を断行し、米価高騰の打開策に踏み出します。蔦重の言葉と行動が江戸の町と政をまた動かした回でした。
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商いと家族、政と庶民の知恵が交わる中で、蔦重とていがついに真の夫婦になった場面は胸に沁みました。と同時に、涙する歌麿を見て切ない気持ちに…。つよが“歌は念者なのか”と蔦重に聞いていたが、本当に鋭い…!
次回予告では何やら不穏な空気が――?重三郎の人を動かす力が町も政も変えていく様子に、物語の大きな転換点を感じます。
27話「願わくば花の下にて春死なん」あらすじ感想:視聴率9.3%
米価高騰と株仲間の混乱で田沼家への風当たりが強まる中、意知は誰袖を土山の名義で密かに身請けする策を進行。一方、蔦重は米の公的流通案を献策し、ていと共に“民を救う五得”の実現を目指します。政言は父と民との間で揺れ、やがて刀を手に…。
重三郎と意知の友情が政治を動かし、誰袖の未来を守る力となりました。政と恋、親と子、それぞれの信念が交錯する中、ドラマはいよいよ大きな転機を迎えつつあります。
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今回の見どころは、蔦重と意知、それぞれの“守りたい人”への想いが政を動かす原動力になっていた点です。誰袖の身請けに込められた意知の優しさと、蔦重の行動力が重なり、ようやく「春に花の下で会う」約束が叶えられる展開には胸が熱くなりました。
一方、父に否定され続けた政言が、怒りと悲しみを抱えて刀を研ぐ描写には狂気が漂い、最後の一閃はあまりに衝撃的。温もりのある別れと、冷たく突き刺さる絶望が交差するラストには、これまでにない緊張感が走りました。いよいよ物語は核心へ――次回が待ちきれません。
≫【田沼意知 暗殺事件】なぜ殺された?死因は暗殺か自害か🔍『べらぼう』史実解説

28話「佐野世直大明神」あらすじ感想:視聴率9.7%
江戸城で佐野政言に斬られた田沼意知は、父・意次に「蝦夷の計画を自分でやりたかった」と言い残し息絶えました。政言も翌日切腹し、江戸は混乱。葬列では石が投げ込まれ、誰袖が棺を庇い流血。蔦重は「仇を討ってほしい」という誰袖の叫びを胸に、黄表紙で真実を伝える道を模索します。
意知の死を“志”として背負い、意次が「生きて成す仇討ち」を誓う姿は圧巻。怒り、悲しみ、そして希望が渦巻く中、物語はいよいよ最終章への緊張感を増しています。
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今回は、登場人物たちの「死」と「生きる覚悟」が強烈にぶつかり合う回。田沼意知の最期の言葉と、それを抱え込む父・意次の慟哭には胸を締めつけられますが、その悲しみを“生きて成す仇討ち”へ昇華する姿に圧倒されました。
一方で、誰袖の涙ながらの叫びや、棺を守って走る姿は痛ましくも美しく、蔦重が“筆による仇討ち”を選ぼうとする場面には、彼らしい信念が滲んでいました。怒りと悲しみが渦巻く中、最後に光を信じる力が描かれ、いよいよ物語がクライマックスに向けて動き出していると感じさせます。
29話「江戸生蔦屋仇討(えどうまれつたやのあだうち)」あらすじ感想:視聴率ー%
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8月3日(日)
第29回「江戸生蔦屋仇討(えどうまれつたやのあだうち)」
蔦重(#横浜流星)は政演(#古川雄大)が持ち込んだ絵を使い黄表紙を作りたいと戯作者たちに提案する。鶴屋(#風間俊介)は大当たりを条件に、京伝(政演)を貸すと申し出る。
人物紹介は👇https://t.co/WyOLelIF5h pic.twitter.com/oNX0EzXcUF
初回放送日:2025年8月3日
蔦重(横浜流星)は政演(古川雄大)が持ち込んだ絵を使い黄表紙を作りたいと戯作者たちに提案する。鶴屋(風間俊介)は大当たりを条件に、京伝(政演)を貸すと申し出る。

続きの話数のあらすじ、感想は放送後に追記していくよ。ブックマークをしてまた見に来てください。感想などのコメントは、ページ下部へお願いします。
≫【べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜】視聴率推移!前ドラマ「光る君へ」との比較はこちら
≫【歴代大河ドラマ視聴率ランキング】1963年〜全作一覧!年代別最高視聴率作はこちら
コメント
『べらぼう』の面白さのポイントは、やはり蔦重の行動力にあると思う。
気持ちの良いくらいの有言実行。
どうやったらできるか、誰に話せば良いか戦略が上手い。
失敗もしっかり受け入れて次に繋げる姿勢は見習いたい。
それにしても、瀬川の退場からロスが大きい……。
美しくて、誰よりも男前で。蔦重との関係も好きだったな。
唐丸と再会できて良かったー!!
SNSの事前予想で当時活躍した絵師を挙げていた中に喜多川歌麿の経歴から吉原出身らしいから、唐丸は歌麿になるんじゃないかって予想してた人がいたけれど、まさか当たるとは思ってもみませんでした!
ドラマ内では辛い幼少期の中で蔦重と一緒に入れた時間は本当にかけがえのないものだっただろうし、男娼をやりつつ絵を描いていても、きっと何度も思い出していたんだろうなと思うと切ない気持ちになりました。
だからこそ大手を振って吉原に帰ってきて、蔦重の義理の弟としてこれからバリバリ活躍していく様子を見守っていきたいです!
蔦重、行動力と人脈で𠮷原の茶屋からどんどん成り上がっていきます。瀬川と蔦住コンビが好きだったのでこの展開は良かったのかどうか難しいところです。瀬川が魅力的過ぎて少しロスになっています。歴史上ではもう出てこないと思いますが、ドラマなので是非もう一度瀬川蔦重コンビを見たいです。べらぼうは大河ドラマにしては珍しく𠮷原の話で江戸時代の庶民の様子などが描かれているので新鮮で面白いです。蔦重これからも活躍期待しています。
江戸の出版王・蔦屋重三郎(横浜流星)!
と言われても、見るまで正直に知りませんでした。TSUTAYA?とか思ってました。
人々の賑わう様子を見つめる重三郎の横顔が印象深かったです。江戸時代の“文化の息吹”を体感できる傑作ですね。
べらぼう、あっという間に蔦重が本格的な本屋📚みたいになって、嬉しい反面もう退場したキャラがいて寂しいです😔
特に源内先生の最期、蔦重じゃないけど信じたくない気持ち。あんまりだよ…。゚(゚´Д`゚)゚。
歴史に詳しくないけど、盗まれた最後の物語のモチーフはきっと田沼×自分だったんですよね。切なすぎて号泣しました😭😭