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【エンジェルフライト】原作とドラマの違いをネタバレ!最終回&小説の結末を比較表で解説

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ドラマ『エンジェルフライト~国際霊柩送還士~』を観て、「原作とどう違うの?」「最終回って原作通り?」と気になった方、多いのではないでしょうか?

実はこの作品、

  • ドラマ=フィクション
  • 原作=実話ベースのノンフィクション

という、大きな違いがあるんです!

きゅんはむ
きゅんはむ

感動は同じだけど、事件やキャラは全然違う!ドラマだけ観た人も、原作を読んだ人も、2つを比較してみることでもっと理解が深まります◎

この記事では、原作とドラマの違いをネタバレ込みで比較表にまとめ、小説の結末とドラマのラスト、最終回についてもわかりやすく解説します。

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【比較表】『エンジェルフライト』原作とドラマの違いは?

ドラマ『エンジェルフライト~国際霊柩送還士~』は、感動的な人間ドラマが魅力のフィクション作品ですが、実は原作は実話ベースのノンフィクションなんです。

原作となったのは、佐々涼子さんによる『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』。実在の会社であるエアハース・インターナショナルを取材し、国際霊柩送還士という知られざる職業のリアルを描いた作品です。

一方、ドラマは登場人物や事件内容がオリジナルのフィクション。ただし、国際霊柩送還士の仕事そのものは原作に忠実に描かれています。

きはむ
きはむ

え、そうだったの!?それなら、原作とドラマの違いを比較したい!

ということで、原作とドラマの違いを比較表にまとめました👇

項目原作(ノンフィクション)ドラマ(フィクション)
会社名エアハース・インターナショナル株式会社エンジェルハース社
モデル企業実在(エアハース・インターナショナル)架空の会社
登場人物木村利惠(社長)、山科昌美(会長)、実在する社員たち伊沢那美(社長/米倉涼子)、柏木史郎(会長/遠藤憲一)、他全員フィクション
事件・エピソード実際の遺体搬送事例(シリア内戦など)架空の事件・エピソード(テロ、遺体消失、立てこもり事件など)
結末日常の仕事が続くプロフェッショナルな姿で締めくくられる親子の和解、恋人の生存示唆など感動的なドラマ展開
テーマ国際霊柩送還士のリアルな仕事、死と向き合う哲学死と生、家族愛、再生の物語
きゅんはむ
きゅんはむ

表いすると、両者の違いがすぐわかる!原作小説では実際の社員が写真で掲載されているので、よりリアルにこの仕事について想像することができます。

ドラマはエンタメ性を加えた感動作ですが、原作はリアルで静かな感動が広がります。それぞれの良さを知ることで、より作品が深く楽しめます。

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原作『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』ネタバレ:小説の結末は?

ドラマの原作は、国際霊柩送還士という職業のリアルに迫るノンフィクション。遺体を海外から家族の元へ送り届ける、その“最後の旅”を支えるプロたちの姿が描かれています。

原作の基本情報と概要

  • 著者:佐々涼子
  • 出版:2012年(集英社)/文庫版は2014年
  • モデル企業:エアハース・インターナショナル株式会社1(国際霊柩送還士のプロ集団)
  • 受賞歴:第10回 開高健ノンフィクション賞2
きはむ
きはむ

感動するけど、派手な事件はないんだよね?

そう、派手な事件やドラマチックな展開はありません。それでも読む人の心に深く刺さる、そんな作品です。

印象的なエピソードと結末

エアハース・インターナショナルを立ち上げる前から、ネパールやエジプト、パキスタンで亡くなった邦人の遺体輸送に携わっていた代表取締役社長 木村利惠さん。原作は、彼らが普段どのような仕事をしているのかを、取材したノンフィクション小説となっています。

シリアのジャーナリスト遺体搬送

2012年、内戦が続くシリアで、取材中に銃撃され命を落とした日本人ジャーナリスト・山本美香さん。報道の裏側で、エアハース・インターナショナルが遺体を日本に搬送し、遺族と向き合う姿が描かれています。

きゅんはむ
きゅんはむ

誰にも知られずに、大切な人を“帰して”くれる仕事…重すぎる。山本美香さんの話はラストに登場し、読者に確かな余韻を残します。

このエピソードは、現実の過酷さと送還士の使命感を物語っています。

「忘れ去られるべき人」の哲学で締めくくられる

社長・木村利惠氏の口から語られるのが、

これが、霊柩送還士の哲学。遺族に寄り添い、最後のお別れを支えながらも、「思い出の中には残らない」――そんな矛盾を抱えたプロフェッショナルです。

小説の結末=壮大な事件ではなく、淡々と日常が続くプロの姿

原作のラストに、壮大な事件や感動のフィナーレはありません。「また明日も、世界のどこかで誰かが亡くなり、誰かが帰ってくる」――そうした日常の中で繰り返される“命の物語”が、静かに描かれています。

きはむ
きはむ

それが逆に、めちゃくちゃ心に残るんだよね…。読みながら何度、泣いちゃったかわからないよ…。

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ドラマ『エンジェルフライト-国際霊柩送還士-』ネタバレ:最終回の結末は?

一方のドラマ版は、原作を基にしたフィクションとなっており、エンタメ要素も加わっています。厳しい仕事ではあるものの、合間に描かれる社員同士のやり取りは微笑ましくもあり、辛く重苦しいばかりの話ではありません。

ドラマの最終回あらすじ

ドラマ版『エンジェルフライト』は全6話構成。その最終回では、新入社員・凛子(松本穂香)の母・塔子(草刈民代)が、ボリビアで客死するところから物語が動き出します。

塔子は末期がんを患い、残りの時間で世界を旅していた中での出来事。凛子は那美(米倉涼子)と共にボリビアの病院へ向かい、母の遺体を搬送することに――。

母と娘、長年の確執があった二人。塔子が遺したバケットリストには、叶えられなかった願いと、娘への想いが隠されていました。

母の死を通して、凛子は初めて母の愛情に触れ、わだかまりが溶けていく――そんな親子の和解の物語で、感動的に幕を閉じます。

さらに、ラストでは那美の恋人だった足立(向井理)が生きているかもしれないというシーンが!続編への期待が高まる形で終わるのが、ドラマ版の特徴です。

ドラマ全体のテーマと結末

原作がリアルな国際霊柩送還士の仕事を描くのに対し、ドラマ版はフィクションならではの人間ドラマに重きを置いています。

  • 親子の絆(凛子と塔子)
  • 恋愛要素(那美と足立)
  • チームの成長(エンジェルハースの仲間たち)

こうした要素が盛り込まれ、涙と笑いのエンタメ作品として楽しめる仕上がりになっています。

また、最終回の足立生存フラグが物語に余韻を残し、視聴者に「この先どうなる?」と思わせる展開で締めくくられています。

きゅんはむ
きゅんはむ

原作とドラマ、どっちも泣けるけどテイストが全然違う!ってゆーか、『エンジェルフライト』が放送されるって知ったとき、シーズン2かと思ったもん。

きはむ
きはむ

うんうん。やっと続きが見れるーーーッ!! と思ったら、違ってガックリ。でも、地上波で放送するってことは…続きを期待しても良いのでは…?

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まとめ:原作はリアル、ドラマはフィクション!違うからこその魅力

『エンジェルフライト』は、

  • 原作=リアルな国際霊柩送還士の姿を描くノンフィクション
  • ドラマ=人間ドラマやエンタメ要素を加えたフィクション

と、それぞれアプローチが異なります。

でも、共通しているのは、「死を扱いながら、生を見つめる物語」ということ。原作では、命の重さや仕事の誇りが静かに胸に響き、ドラマでは、涙あり笑いありの感動が味わえます。

きゅんはむ
きゅんはむ

違うからこそ、両方知るともっと世界が広がるんだよね!どちらも、人生や別れについて考えさせられる素敵な作品。

きはむ
きはむ

知られざる仕事を知るチャンス!ぜひ、原作もドラマもどちらもチェックしてみてください。死が身近になり、今を大切に生きようと思えるはずです◎

≫【エンジェルフライト】原作ネタバレ:実在する会社と仕事内容、元ネタ事件はこちら

参考資料、出典:

  1. エアハース・インターナショナル株式会社 ↩︎
  2. 開高健ノンフィクション賞(集英社公式サイト) ↩︎
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